皮膚科・内科・アレルギー科・美容皮膚科・美容内科

日比谷ステップ皮膚科内科

ニキビ

こんにちは。東京日本橋、ゆかスキンクリニック 院長の青木由佳です。

 

先日、ニキビでお悩みの初診の患者様で、

『前のクリニックでニキビの薬をもらったけれど薬が効かなくて、つい一昨日も同じクリニックにいったが、よくなるには時間がかかるといわれた。すぐ効く薬はないですか?』

と言われた方がいました。

その後来た患者さんはもう3〜4回くらい来てくれている人でニキビがだいぶよくなっている患者様で診察の終わりかけに『早寝って大事ですね!』

っておっしゃったのです。

このお二人の違いわかりますか?

ニキビの治らない原因を『薬』に求め(確かにそういうこともあるのですが)

もう一人はニキビが治ってきた原因を『自分の中』にみつけたことかな、と思います。

 

ニキビは慢性的な皮膚疾患で、もちろん塗り薬や飲み薬はニキビが早く治るのを助けてくれますが、

ニキビができる原因の根本は自分自身にあることが多いです。

ただ、自分ではなかなか思い当たらない事が多いし、ホルモンバランスのくずれなどを整えるには時間もかかるし、(PCOなどだと薬の手助けがいる事もありますが)、自分だけの力で気付いたり改善したりすることが難しい。それに気づく手助けするのが私の仕事なのかな、と思っています。

 

ニキビの治療には『ガイドライン』というものがあり、それぞれの治療をエビデンスをもとに、推奨度を格付けしているものです。

私もこれを尊重していますが、このガイドラインでニキビが治ればよいのですが、あくまで治療の推奨度であり、推奨度の高い治療をすれば治るという訳ではないのが、ニキビ治療の難しいところ。

なので、それぞれドクターや経験に基づき、個性をだした治療をしているのが実際だと思います。

 

私個人は、ニキビに対して外用剤はよく出しますが、基本的には『抗生物質』の内服は出したくないとおもっています。もちろん炎症性の赤くて膿をもったニキビが多発していて、長引くと瘢痕を残すなと判断した場合は、ためらわずにだしていますが、1〜2個のニキビに対して抗生剤内服を出すのはナンセンスだとおもってます。抗生物質内服の濫用は『耐性菌』や「腸内環境悪化』させてどんどんとニキビが治りにくい環境を作っていくとおもっているからです。

 

代わりに、ガイドラインではC1、C2とあまりエビデンスレベルとしては高くないのですが、

漢方薬やビタミン剤(貧血ある人には鉄剤も)を出す事が多いです。

私が漢方を出す理由は、漢方が自分の『中』のバランスを整える作用があるから。

出す漢方はさまざまで、血の巡りが悪く、お肌の代謝が悪そうな人には『桂枝茯苓丸』

血が足りなくてむくみがちな人には『当帰芍薬散』、ストレスが強い人には『柴胡』がはいった漢方、

眠れない人には眠りを助けてくれるもの、胃腸が悪い人には胃腸を整えてくれる漢方などなど。

ストレスが強く、皮脂分泌のコントロールが悪い人にはビタミンB群もおすすめするし、

腸内環境がわるく、便秘がちな人には整腸剤や、食生活の改善をオススメします。

そんなこんなで、診察の度に生活習慣について尋ねたりしていくと、

患者さんがおのずと自分で自分の生活習慣の問題点をみつけて、注意するようになってくれる!

そしてお薬からも卒業できる!それが一番大事なのかな〜と思っています。

 

あとは間違ったスキンケアの人も多くて、皮脂と水分のバランスが悪かったり、皮膚のバリアが弱い人が多いので、スキンケアを見直す事もとても大事ですね!

 

いろんな美容治療を実践して、食事なども気をつけている私でも、生理前や睡眠不足が続くとポツッとニキビができることはあります。ニキビができるのも体からのサインだと思うようにしています。

私たちのお肌は生きていて、外からも内側からもいろんな影響を受けるので、肌が荒れる時もあれば、調子がよい時もあります。内側からの体の声を聞いて、必要な外側からのケアを与え(ケアしすぎて過保護になりすぎるのもよくない!)、揺らぎにくい強いお肌と心を作っていきたいですね。

 

こんにちは。ゆかスキンクリニック 院長の青木由佳です。

 

当院にはニキビやニキビ跡でお悩みの方がたくさん来院されます。

ニキビのコントロールは主に保険治療で対応させていただいていますが、ニキビ跡、とくにクレーターのようなくぼみは保険治療では全く手が出ない、、、ので、自費治療(美容治療)となります。

自費の治療でも、まだ何もなかったかのようにまで戻すことは難しいのですが、クレーターのくぼみがあさくなったり、クレーターの角が丸くなったり、クレーターの大きさが縮んだり、肌の質感を柔らかくしていくことは可能なので、目立たせにくくすることは可能です!

毛穴の開き、くらいであれば、ダーマペン 単品でもよいとおもうのですが、ボックススカーやアイスピックスカートよばれるような凹み、クレーター瘢痕はダーマペン 単品ではなかなかむずかしい。

瘢痕は、やはり瘢痕を取り巻く周囲の硬い瘢痕組織・繊維組織がクレーターの凹みを持ち上がらせるのを阻んでいるので、傷跡を修復する作用のあるサーモン注射(PDRN)を瘢痕を押し広げるようにいれながら、表面はダーマペン でたくさん傷をつけて再生をはかるという、『ニキビ跡・クレーター撃退プラン』をご用意しています!

ニキビ瘢痕はやはり繰り返しが必要なので、現実的に継続できる価格で提供したいと、がんばってお値段頑張りました!

モニター様2回終了後の患者様のお写真です。

写真だとどうしてもちょっとわかりにくくなってしまうのですが、お肌の質感がとてもよくなり、

クレーターも浅くなり、傷跡のような瘢痕もだいぶ目立たなくなってきています!

こちらはアンテラという特殊なカメラで撮影してくぼみを色分けした画像。

深い青い部分がだいぶ減ってきていますね!

 

残念ながらもうモニター様は締め切ってしまったのですが、とても患者さんからの評判もよいですので、

ぜひ、にきび跡・クレーターでお悩みの方はご検討くださいね!

 

 

 

 

こんにちは、当クリニックの青木由佳です。

当院の保険のお悩みで圧倒的に多いのが、ニキビのお悩み!!!
中高生〜30代くらいまでの女性に特に多いです。

ニキビに関してはいろんなクリニックに行ってもなかなかよくならない、、、と
うちのクリニックに辿りついてくれる方も多々いらっしゃいます。
そこで当クリニックでのニキビについて今日はお話したいと思います。

ニキビの標準的な治療は塗り薬。
一般的には白ニキビには毛穴のつまりをとるアダパレンゲル(ディフェリン)
アクネ菌が繁殖している赤ニキビには抗菌薬の塗り薬(ダラシンTゲル・アクアチムクリーム・やゼビアックスローション)や、酸化殺菌作用のある過酸化ベンゾイル(ぺピオゲル)などが処方されることが多いです。

浅い白いニキビがメインの人はこのアダパレンゲルで結構よくなっちゃう人も多いし、ぽつっと月に1〜2個くらいの赤ニキビができる人はこの抗菌薬の塗る薬などでけっこう対応できるのですが、塗るだけではなかなか新しくニキビができるのを抑えきれない人もたくさんいらっしゃいます。

私がまずニキビの患者さんにチェックするのは便秘の有無!
便秘は美肌の大敵! 便秘がおこるということは腸内細菌叢が乱れているということだし、便が腸に溜まることでアンモニアなどの有害ガスが腸に溜まっちゃって
お肌の不調をきたしてしまいます。
漢方の世界でも、栄養療法の世界でも、まず何を直すにしても胃腸を立て直してから!という考えがあるのですが、
腸内細菌の状態はお肌の状態やメンタルの状態に非常に密接に関わっていることが、最近の医学でも注目されています。

ニキビのある20〜30代の女性は便秘もあることがとっても多い!
ので、便秘があるかたは、まず便秘を直すべく調整していきます。

とはいえ、便秘の種類も色々あって。
お腹の動きが悪い人もいるし、水分がうまく吸収できなくて便がカチカチになっている人もいるし(こういう人はお肌もカサカサしてる)

具体的には漢方を使ったり、便に水分をもたせるマグネシウムの入った緩下剤を使ったり、ビフィズス菌や宮入菌などのプロバイオティクスを取ってもらったり、
お腹の動きをよくするビタミンB5(パントテン酸)を取ってもらったり。

便秘が解消されることでニキビの状態がよくなる人は結構います!
便秘の解消だと家でもできることは色々あって、腸内環境を整えるために発酵食品(ヨーグルトを取るかたが多いけど、乳製品は合わない人も多いので、
キムチや納豆、ぬかずけや塩麹や甘酒などがオススメ)や食物繊維をしっかりと取ったり、マグネシウムが豊富な硬水を取ったり。

私は、ミルクのカゼインにアレルギーがあるので、
豆乳で自家製ヨーグルトを作って、そこにプロバイオティクス(ロイテリ菌という菌)の粉と胃腸の炎症を抑えてくれるグルタミンの粉を入れて毎朝食べています。
あとはマグネシウムたっぷりの硬水、コントレックスも大好き♡ (マグネシウムはミトコンドリアを動かすには大事な栄養素なのでコントレックス買いだめしてます!)
初めてコントレックス飲んだ時には飲みなれなくてびっくりしましたが、運動のあとなどに飲むと喉越しがあって満腹感もあるし、飲んだ!という感じがして
めちゃくちゃ美味しく感じます。今では軟水よりも硬水が好き。

そしてその次は瘀血(おけつ)や水毒・気滞や気逆の有無!

瘀血(おけつ)ニキビの人は本当に多い。やはりストレス社会で、血管が縮こまってしまうのですね。
男女問わず、非常に多い!
瘀血(おけつ)とは血の巡りが悪くなった状態を言います!
おけつがあると肩こりや生理痛、クマが出たり、手足指先の冷えや肌荒れや便秘などいろんな不調が起きます。
このタイプの人はちょっと体力があって、赤ら顔があって、お肌の血流が悪いのでなんとなく全体にくすみがあり、
フェイスラインに赤ニキビ出ていることが多い。そして、クマや肩こり、生理痛などもキーワード。
そういう人には瘀血をよくする桂枝茯苓丸などの漢方を出します。
おけつは軽い運動やお風呂に入ってあっためてマッサージしたりするのも良いですね。

あとは瘀血×水毒タイプ。こちらも非常に多いです。
水毒とはむくみのこと。むくみやすい色白の女性で、こちらもフェイスラインに白いニキビが乱発してたり、
白ニキビに紛れて赤いニキビがポツポツっとある場合が多い。とにかく水っぽくて代謝が悪そうなタイプ。
こういった方には当クリニックのロゴマークのお花でもある芍薬の入った、
当帰芍薬散があっている場合が多いです。

お酒をすごく飲む人は胃腸があれて口周りに白いニキビが出ることも多いようで(夜のお仕事の人に多い)、こういったタイプには
胃腸の調子を整える、半夏瀉心湯や六君子湯があっていることが多いです。

あとはイライラしたりがある方(気逆)やなんとなく気分の落ち込みやお腹の張りがあるひと(気滞)にはそれを整える漢方をチョイスすることもあります。

あとは全体的に抗酸化力が低そうな方(肌が浅黒くてくすんでる、皮脂分泌が多い)には荊芥連翹湯とかも合います。

それらの根本的原因に対応する漢方に加えて、十味敗毒湯や清上防風湯など、いわゆるニキビに一般的な漢方を合わせたり。

ニキビは生活習慣と密接に関係している病気なだけに、漢方での治療が結構効果的だと実感しています!

また栄養療法的には鉄不足やビタミンB群不足の人が非常に多いので、この辺も補ってあげるとさらによし!
(瘀血の裏に鉄不足が潜んでいるタイプも結構いる気がします。)

ニキビ跡のクレーターなどは保険診療でなかなか治せないけど、
ニキビ自体は保険治療でもかなりよくすることができますよ!

ニキビを触りすぎたり、ひどいニキビを放置するとなかなか治せないニキビ跡になってしまいますので、
ニキビができたら、自分で潰したりは絶対せずに皮膚科にかかりましょうね!

こんにちは、東京日本橋 皮膚科・アレルギー科・漢方皮膚科・美容皮膚科・美容内科 ゆかスキンクリニック 院長の青木 由佳です。

 

週末にかけてお天気が少し心配ですが、すっかり桜も満開の木が増えて来ましたね。

桜の美しさはその薄ピンクの花とあのなんとも言えない薄グレーの桜の木のコントラストだと思うのですが、

今日は桜の木の皮とニキビのお話です。

 

世界で初めて全身麻酔の手術を行ったとされる、華岡青洲が中国の処方を応用して作った漢方処方

『十味敗毒湯』

桔梗(キキョウ)、 柴胡(サイコ)、 川芎(センキュウ)、 茯苓(ブクリョウ)、防風(ボウフウ)、甘草(カンゾウ)、荊芥(ケイガイ)、生姜(ショウキョウ)、桜皮(オウヒ)/樸樕(ボクソク)、独活(ドクカツ)

10種類の生薬から作られるこの漢方は、毒素を排出し、化膿を抑え、皮膚の腫れや赤み、かゆみを取る薬です。

プツプツ化膿を繰り返す、ニキビにも良く出します!

こちらの漢方は桜の皮(桜皮)を用いたものとクヌギの皮(樸樕)を用いた2種類あるのですが、

なんと最近、この桜の皮にはエストロゲン分泌を亢進する作用が明らかになって来たのです!

生理前に悪化するニキビはテストステロンが関与している事も多く、桜皮のエストロゲン分泌促進作用は

テストステロンを拮抗する事で生理前に悪化するニキビにも効果が期待できます。

 

 

ちなみにうちのレオン(愛犬トイプードル)は今年なぜか桜の花をパクパクと食べたがります。

お散歩でもパクッ。花びらを愛でようとひらひら散っている花弁を持ち帰って水に浮かべていたら、

全部食べられました!!!!!桜茶とかはあるけれど美味しいんでしょうか。。。

調べてみたら、桜の花びらには糖化を防ぐ作用があるそうです。(知らなかったです。本当かな、、調べておきます)

レオンは私を差し置いてアンチエイジングしようとしているのでしょうか(笑)

 

桜は愛でるだけでなくていろんな効果があるのですね!

あともうしばし、その美しさを堪能させていただきましょう♡

 

こんにちは。東京日本橋の皮膚科・漢方皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科・美容内科

ゆかスキンクリニックの院長の青木 由佳です。

 

今日は重大発表があります!!

実は、、、、、私、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、

ニキビができてしまいました!

えーん。

私はもともとニキビ肌で、今でもたまに不摂生が続いたり、生理前にはたまにできます。

そういう時は、ニキビだけでなく全体の肌もピリピリ・ザラザラしてお化粧ノリも悪いし、

超テンション下がりますよね〜。。。。

患者さんにも『ニキビ触らない!』『潰さない!』って指導してるのに、

自分でもついつい気になって触っちゃう。

 

ニキビの治療に来る患者さんで、もう一生ニキビできなくなりますか?と言われる人がたまにいるんですけど

どれだけ美肌治療をしても、お肌は生き物だから、

調子が悪い日だってあるし、調子が良い日だってあります。

なので、できるだけお肌の調子の良い日が増えてご機嫌に過ごせるように、

また悪くなってもすぐに良く戻れるようにお肌のベース(基礎体力)をあげるのが美肌治療だと思っています。

そして調子が悪いと、ついつい気になってお肌をペタペタ触ってしまったり、メイクがヨレるから気になってファンデを塗り足す時にゴシゴシしちゃったり、色々刺激を加えて、炎症を悪化させてさらに治りにくくしてしまうので、

あんまりあれこれしすぎずに(優しいスキンケアはしてあげてほしいけど)『こんな日もあるよね』って自分の体の不調に耳を傾けて、のんびり体を休めたり、軽い運動したりして、自分を労ってやり過ごすのが大事なのかも。

 

ただ、やはり揺らぎにくいお肌を作るのは大事で、

私は美容皮膚科医としていろんなレーザーを使ったりもしますが、

漢方皮膚科医として漢方も良く使います。

 

生理前のニキビは瘀血という血流の滞りや水毒というむくみが関係していることが多いので、

生理前のニキビでお悩みの方には、その方の証にあった体調を整えるベースにとなる漢方と

今出ているニキビの炎症の強さやひどさに合わせてそれを良くする漢方を組み合わせて出すことが多いです。

また腸内環境と皮膚の状態は密接に関係していることが最近わかってきているのですが、

便秘がある人でニキビができる人も多く、そういった人は便秘や腸内環境を整えるような漢方を組み合わせることも多いです。

 

まず体調を整えるのに良く出す漢方は

女性3処方と呼ばれる

⑴桂枝茯苓丸⑵当帰芍薬散⑶加味逍遙散が圧倒的に多いです。

どれも駆瘀血剤といって、瘀血を流してくれるもの

(1)が実証といって体が丈夫なタイプな人で、赤ら顔があったりお肌が瘀血のせいで浅黒いことも多いです。

(2)は虚証、どちらかというと体力がなく、冷えやすい、むくみやすい。むくみのせいでお肌の色が透けるような白い色をしていることが多いです。

(3)はイライラしがちな神経質なタイプの方に向いています。

 

私は(2)の当帰芍薬散のタイプ。

調子が良い時はついついサボりがちだけれど、調子が悪くなると

めっちゃしっかり飲みます。というか体がこの漢方を欲するのです(笑)

ニキビができて、サボりがちだったことを反省し、今日はしっかり飲みました。

私はお湯に溶かして飲むのが好き♡体が欲している時はこの味が

とっても美味しく感じます。

 

あと生理前のPMSが強い時は、(3)加味逍遙散もプラスして。

(一応漢方は何種類かの生薬で一つの薬になっているので、ごっちゃにならないように10分以上は開けると良いそうです)

こちらの加味逍遙散(かみしょうようさん)は香りとてもよく、お湯に溶かして香りをかくだけでも気持ちが落ち着くのです。PMSのあの漠然とした焦燥感というかイライラというかがスーッと落ち着く感じ。大大大好きな漢方。

とある方がPMSがひどい時を化け物と表現していたので、『化け物が人間に戻れるまさしく神(かみ)処方』だよとお出ししています(笑)

 

この3処方のどれか(もしくは組み合わせ)と便秘がある方はその方の証にあった便秘のお薬(誰にでも防風通聖散だすドクターがいっぱいいらっしゃるのですが、、、証に合うものを選ぶのが大事!!!)やニキビの状態によってはニキビ自体を改善させるお薬(清上防風湯とか十味敗毒湯とか)を出すことが多いです。

胃腸の弱って口周りのニキビが出やすいかたは半夏瀉心湯っていう胃腸の調子をよくするのが効くこともあるし、

瘀血以外の症状の方が強ければ、女性3処方を出さないこともあります。

 

一般的なニキビ治療に加えて、美容皮膚科で低容量ピルの処方・スピロノラクトンの処方・ロアキュタンの処方・ケミカルピーリングなど色々してきましたが、漢方というさらなる武器を得て、だいぶとニキビをよくする事ができるようになりました。漢方の良いところはニキビだけでなく体の不調も整えてくれる♡とはいえ、それでもなかなか治らない方、、、(いや私が治せないだけ!!諦めないで〜〜〜)もいるのが、ニキビの難しいところです。

私はニキビ治療と漢方はとっても相性がよいと思っているし、実際患者さんも効果があって喜んで継続してくれるので一定数で効いているはずなのですが、ニキビ治療のガイドラインでは漢方はC1 選択肢の一つとして推奨する〜 C2 ‌ 十分な根拠がないので(現時点では)推奨しない となっています。

漢方治療はニキビだからこの薬というよりは、その人を診てどの不調和で今の状態が起きているかを考えて薬を選択するべきなので、(私もまだまだ未熟なので勉強が必要)評価が難しいんだろうなぁと思います。ちゃんと選べば、結構効くのに。と漢方皮膚科医を名乗る私はちょっと悲しい。。。

 

あ、あと最近思うのは、ニキビの人で血虚タイプの人は鉄不足の人も多い気がします!!!

漢方でいう血虚と西洋医学でいう鉄不足はリンクしているのかもしれませんね!

(当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、いつも新しい発見があります)

貧血まで起きてなくても、女性は鉄が不足しがちです。

できればフェリチンという貯蔵鉄の値をチェックして、不足があれば

食事やサプリからしっかり補いましょう!