皮膚科・内科・アレルギー科・美容皮膚科・美容内科

日比谷ステップ皮膚科内科

漢方

東京日本橋 ゆかスキンクリニック 院長の青木由佳です。

新型コロナウィルスの感染拡大にともない、外出自粛が要請されているいま、友人知人との時間がなくなったり、趣味の時間がなくなったりして、
精神的に疲れてしまっている人が多いように見受けられます。

私自身、もともと、おうち大好き人間で、山や旅行にそしてトレーニングに出かける以外はあまり出歩かない方なのですが、
それでも、外出自粛となり、友人知人と会わなくなり、ジムやプール、そして大好きな山にもいけない、となって、精神的にまいってしまうこともあります。

そんな今、私がこのブログで発信できることは何かと考えて、お家でのメンタルケアにも関わる、『気』の異常について書こうと思います。

東洋医学の世界では人は『気』というエネルギーで生命活動を行なっています。

『気』はもともと生まれ持ってきた分と、私たちが食べ物を食べて胃腸から吸収されて新たにつくられてできます。
なので、胃腸の調子が悪くて、ちゃっんと栄養が取れていないと、大事な『気』が作れませんので、
『気』がたらなくなると、元気がでない=『気虚』という状態になります。

外出制限はあるとはいえ、スーパーは空いているし、家での時間も増えているので、せっかくなら添加物いっぱいのインスタント食品ではない、美味しい栄養価たっぷりの手作りご飯を食べたいですね♡
腸の炎症を抑える観点からいうとグルテン(小麦)フリーとカゼイン(ミルク)フリーもできればしてもらいたいところ。

漢方薬でいうと、元気を補う『人参』や、気が漏れ出るのを抑えてくれる『黄耆』などがはいったお薬を処方することが多いです。
私がよく使うのは『補中益気湯』。人参や黄耆の他、なつめや、生姜、蒼朮、当帰、柴胡、甘草、升麻が入っています。
お腹の調子をととのえてくれて、元気をおぎなってくれます。
柴胡はストレスに、そして升麻は気分を持ち上げてくれるような作用もあり、疲れて元気のない人にうってつけ。
免疫をあげる作用もあり、インフルエンザの予防にもよいと言われています。
私も疲れたな、風邪引いたら困るな、と思った時は、こちらのお薬を早めに飲むようにしています。

太陽の光は幸せホルモンのセロトニンの合成を助けてくれるので、お天気が良い日はしっかりと太陽の光を浴びましょう。
太陽の光をあびることでビタミンDも合成されて免疫アップも期待できます。

また『気』は正常であれば身体中を巡ってエネルギーを行き渡らせているのですが、この巡りに異常がおきて滞ってしまうと『気滞』がおきます。
いま多くの人はこの『気滞』に悩んでるのではないかな、と思います。
気が滞ると気分が滅入ってしまったり、なんとなくもやもやしたり、お腹に空気がたまって苦しくなったり、喉に空気がつまるような違和感がでたりします。
『気』巡らせるには運動をするのがとても大事。
外出自粛で運動量がへっているのも『気滞』の原因かもしれません。
最近はウォーキングやランニングしている人が増えている印象ですが、
ソーシャルディスタンスをしっかり取りながらのをウォーキングやランニングや、おうちでのエクササイズもしっかりとしましょう。

漢方では『気』を巡らせるのには、『桂枝』=シナモン や『蘇葉』=紫蘇 などのよい香りのする生薬たっぷりのお薬を使います。

喉の違和感があるような、神経が張り詰めているタイプの方には『半夏厚朴湯』
お湯にとかし飲むと、良い香りがしてとっても美味しい! 私も時々この半夏厚朴湯のお世話になるのですが、香りを嗅ぎながら味わって飲むと
心がほぐれるような効果を感じます。
気分が塞いでうつっぽい、ときには『香蘇散』 こちらも香附子(コウブシ)、蘇葉(ソヨウ)、陳皮(チンピ)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)
と香り高い生薬で構成されています。

お家で対応するときも、チャイだったりペパーミンントティーなどのハーブティーを楽しむとか、アロマセラピーなどで良い香りを楽しむことでも、
気が巡りますよ♡

またストレスで交感神経がはりつめていて寝れないか、ストレスでイライラする。 場合にはストレスを和らげる作用のある『柴胡剤』をよく使います。
比較的体力のある人には『柴胡加竜骨牡蛎湯』 哺乳類の骨や牡蠣の殻などのカルシウムがたっぷり含まれていて、交感神経の緊張をやわらげてくれます。これの体力があまりない人バージョンが『桂枝加竜骨牡蠣湯』がおすすめ。

サプリメントでいうと緑茶から抽出されて『テアニン』という成分がリラックス作用があってとってもよいです。(ドラッグストアなどでもうっていますよ)
私も夜寝る前とかにつかったりします。

そして、気がうまく巡らないと、しまいに気が逆流してイライラするのが『気逆』

いらいらが強い人には『抑肝散』や『抑肝散加陳皮半夏』や『加味逍遙散』など、『柴胡』と気を巡らす『気剤』が組み合わさったものを処方します。

ストレスで交感神経が優位になると、呼吸が浅くなりがちで、横隔膜がしっかりと動いていないので、
しーっかりと深い深呼吸(鼻呼吸でね)をなんどか繰り返すと、副交感神経が優位になってくれますので、
イライラするときはひとまず、いろんなことを置いといて、ゆっくりと深くしっかり深呼吸を〜。

ヨガや瞑想などは呼吸をしっかり意識できるのでおすすめです。

ビフォアーコロナ、アフターコロナという言葉もでてきますが、
私はこの during コロナ(コロナの最中)に何をして過ごすかがとっても大事だと思います。
いつまで続くかわからない、この新型コロナウィルスによる影響。ですが、ずっとは続きません。
アフターコロナをより良いものにするために、今頑張れることはたくさんあるはず!

私もお出かけする機会が減った分、オンラインのコースをとったり、新しい分野の勉強をしたり、読みたかった本を読んだりして過ごしています。

また、普段あまり外食しないので、なかなか開拓できない近所のお店のテイクアウトを試すのを楽しみにしています。

大変な時期ですが、こんな時期でも、いやこんな時期だからこそ、いつもできないことを楽しんで、心も体も健全に、パンデミックを乗り越えましょう!

こんにちは、当クリニックの青木由佳です。

当院の保険のお悩みで圧倒的に多いのが、ニキビのお悩み!!!
中高生〜30代くらいまでの女性に特に多いです。

ニキビに関してはいろんなクリニックに行ってもなかなかよくならない、、、と
うちのクリニックに辿りついてくれる方も多々いらっしゃいます。
そこで当クリニックでのニキビについて今日はお話したいと思います。

ニキビの標準的な治療は塗り薬。
一般的には白ニキビには毛穴のつまりをとるアダパレンゲル(ディフェリン)
アクネ菌が繁殖している赤ニキビには抗菌薬の塗り薬(ダラシンTゲル・アクアチムクリーム・やゼビアックスローション)や、酸化殺菌作用のある過酸化ベンゾイル(ぺピオゲル)などが処方されることが多いです。

浅い白いニキビがメインの人はこのアダパレンゲルで結構よくなっちゃう人も多いし、ぽつっと月に1〜2個くらいの赤ニキビができる人はこの抗菌薬の塗る薬などでけっこう対応できるのですが、塗るだけではなかなか新しくニキビができるのを抑えきれない人もたくさんいらっしゃいます。

私がまずニキビの患者さんにチェックするのは便秘の有無!
便秘は美肌の大敵! 便秘がおこるということは腸内細菌叢が乱れているということだし、便が腸に溜まることでアンモニアなどの有害ガスが腸に溜まっちゃって
お肌の不調をきたしてしまいます。
漢方の世界でも、栄養療法の世界でも、まず何を直すにしても胃腸を立て直してから!という考えがあるのですが、
腸内細菌の状態はお肌の状態やメンタルの状態に非常に密接に関わっていることが、最近の医学でも注目されています。

ニキビのある20〜30代の女性は便秘もあることがとっても多い!
ので、便秘があるかたは、まず便秘を直すべく調整していきます。

とはいえ、便秘の種類も色々あって。
お腹の動きが悪い人もいるし、水分がうまく吸収できなくて便がカチカチになっている人もいるし(こういう人はお肌もカサカサしてる)

具体的には漢方を使ったり、便に水分をもたせるマグネシウムの入った緩下剤を使ったり、ビフィズス菌や宮入菌などのプロバイオティクスを取ってもらったり、
お腹の動きをよくするビタミンB5(パントテン酸)を取ってもらったり。

便秘が解消されることでニキビの状態がよくなる人は結構います!
便秘の解消だと家でもできることは色々あって、腸内環境を整えるために発酵食品(ヨーグルトを取るかたが多いけど、乳製品は合わない人も多いので、
キムチや納豆、ぬかずけや塩麹や甘酒などがオススメ)や食物繊維をしっかりと取ったり、マグネシウムが豊富な硬水を取ったり。

私は、ミルクのカゼインにアレルギーがあるので、
豆乳で自家製ヨーグルトを作って、そこにプロバイオティクス(ロイテリ菌という菌)の粉と胃腸の炎症を抑えてくれるグルタミンの粉を入れて毎朝食べています。
あとはマグネシウムたっぷりの硬水、コントレックスも大好き♡ (マグネシウムはミトコンドリアを動かすには大事な栄養素なのでコントレックス買いだめしてます!)
初めてコントレックス飲んだ時には飲みなれなくてびっくりしましたが、運動のあとなどに飲むと喉越しがあって満腹感もあるし、飲んだ!という感じがして
めちゃくちゃ美味しく感じます。今では軟水よりも硬水が好き。

そしてその次は瘀血(おけつ)や水毒・気滞や気逆の有無!

瘀血(おけつ)ニキビの人は本当に多い。やはりストレス社会で、血管が縮こまってしまうのですね。
男女問わず、非常に多い!
瘀血(おけつ)とは血の巡りが悪くなった状態を言います!
おけつがあると肩こりや生理痛、クマが出たり、手足指先の冷えや肌荒れや便秘などいろんな不調が起きます。
このタイプの人はちょっと体力があって、赤ら顔があって、お肌の血流が悪いのでなんとなく全体にくすみがあり、
フェイスラインに赤ニキビ出ていることが多い。そして、クマや肩こり、生理痛などもキーワード。
そういう人には瘀血をよくする桂枝茯苓丸などの漢方を出します。
おけつは軽い運動やお風呂に入ってあっためてマッサージしたりするのも良いですね。

あとは瘀血×水毒タイプ。こちらも非常に多いです。
水毒とはむくみのこと。むくみやすい色白の女性で、こちらもフェイスラインに白いニキビが乱発してたり、
白ニキビに紛れて赤いニキビがポツポツっとある場合が多い。とにかく水っぽくて代謝が悪そうなタイプ。
こういった方には当クリニックのロゴマークのお花でもある芍薬の入った、
当帰芍薬散があっている場合が多いです。

お酒をすごく飲む人は胃腸があれて口周りに白いニキビが出ることも多いようで(夜のお仕事の人に多い)、こういったタイプには
胃腸の調子を整える、半夏瀉心湯や六君子湯があっていることが多いです。

あとはイライラしたりがある方(気逆)やなんとなく気分の落ち込みやお腹の張りがあるひと(気滞)にはそれを整える漢方をチョイスすることもあります。

あとは全体的に抗酸化力が低そうな方(肌が浅黒くてくすんでる、皮脂分泌が多い)には荊芥連翹湯とかも合います。

それらの根本的原因に対応する漢方に加えて、十味敗毒湯や清上防風湯など、いわゆるニキビに一般的な漢方を合わせたり。

ニキビは生活習慣と密接に関係している病気なだけに、漢方での治療が結構効果的だと実感しています!

また栄養療法的には鉄不足やビタミンB群不足の人が非常に多いので、この辺も補ってあげるとさらによし!
(瘀血の裏に鉄不足が潜んでいるタイプも結構いる気がします。)

ニキビ跡のクレーターなどは保険診療でなかなか治せないけど、
ニキビ自体は保険治療でもかなりよくすることができますよ!

ニキビを触りすぎたり、ひどいニキビを放置するとなかなか治せないニキビ跡になってしまいますので、
ニキビができたら、自分で潰したりは絶対せずに皮膚科にかかりましょうね!

こんにちは、東京日本橋 皮膚科・アレルギー科・漢方皮膚科・美容皮膚科・美容内科 当クリニック 院長の青木 由佳です。

昨日は趣味のトレイルランニングの大会に出てきました!

場所は先日30kmのマラソンに出たのと一緒の青梅。

でも今回は山の中、山頂の高水山の神社までの往復30kmでした!

山では桜がまだ見頃!

 

だいたいみんな軽やかなハーフパンツに半袖だったりなのですが(走ってると暑いし。。)

私は一応美容皮膚科医として、、、

上から下まで真っ黒で完全防備。これにさらに黒いキャップをかぶってます!

黒すぎて、逆に目立ってるかも???

できれば私も可愛らしい格好で走りたいのですが、(可愛くてしっかり日焼け対策できるウエアがほしい)

紫外線(最近や近赤外線やブルーライトも注意と言われていますが)による光老化は

老化の大きな原因なので、趣味は楽しみたいけれど、可能な限り日焼け対策はしたいですよね。

もちろん露出部分は汗でも落ちない日焼け止めの 『トップアスリート』塗って、飲む日焼け止めも飲んで参加しました〜。

途中でもしっかりアミノ酸やビタミンB・ヘリオケア・アンチオキシダントでドーピング!笑

結果は

同年代女子9位〜〜〜!!!結構頑張りました。

私は意外にも持久力があるのか、

前半ののぼりは全然走れないのですが、後半は調子が上がるので、折り返してからたくさん人を抜いていくのが結構楽しい。

普段毎日頑張ってトレーニングして、こうやって大会でその力を出し切れるのが、大会の良いところですね。

 

とか偉そうに言いながら、

私は全くスポーツやスポ根みたいなのと無縁な人生を歩んできました。

幼稚園は体育教育に力を入れているところでしたが、

小・中・高となんの運動もしてこなかったし。

マラソンなんて一番嫌いで苦痛以外の何物でもない種目でした。。。

大学生に入ってダイエットのためにジムやヨガに通い始めたけど、

当時は今から考えても、間違ったダイエット(食生活)で絶不調な頃でした。

当時の血液検査はほとんどの数値が低くて(確かASTやALTも一桁だったし、低血糖もあった)

タンパク質も・ビタミンもミネラルも色々足りてなかったんだと思います。

色々なことに対して、ネガティブで、やる気がなく、自分は根性がないんだなぁ、、、と自分に自信を持てずに、

スポ根の人を自分とは違う人種のような遠い存在としてみていました。

でも、年齢とともにストレスの対処法を学び、ワークライフバランスを見つめ直し、漢方にであり、栄養療法に出会い

どんどん元気になって(今でも不調の日もありますけどね!)今では根性出し切って大会に参加できるようになってるなんて

自分が一番びっくり。

やる気が出ないとか、自分に根性がないとか、頑張れないとか、自分を責めてしまったり自信を無くしている人がいるならば、それは自分自身のせいではなく、体の機能がちゃんと回ってないからなのかもね、って言う事を伝えてあげたいです。

健全な体に健全な魂は宿る。

私もさらに食事や栄養素に気をつけて(強くなるために色々食事制限も頑張ってるんです。涙)、トレーニングも頑張ってますます強くなります♡

 

 

 

 

こんにちは。東京日本橋 ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。

最近、腸内細菌叢の大事さとビタミンやミネラルの偉大さをひしひしと感じるとともに、

思い出したことがあります。

 

我が家は父が小児科医、で家族一同、大病知らずな健康家庭なのですが、

そういえば、実家では小さい頃から市販の総合ビタミン剤と整腸剤が欠かさずリビングルームの真ん中にありました。

父・母は結構毎日飲んでいるっぽかったし、

子供達がちょっとでも『あ〜疲れた』、とか『風邪気味や〜』と『お腹の調子悪い〜』、といえば、

何でも『ビタミン剤飲みなさい』『整腸剤飲みなさい』とやたらと飲まされていました。

当時はビタミン剤や整腸剤がそんなに効くとも思っていなかったけれど、

今から思えば、小児科医である父は当時から、腸内細菌の大事さと、ビタミン剤の偉大さを知っていたのですね!

大学生になって実家を離れてから、自分で積極的にビタミンをとる習慣はなくなっていきましたが、

とある時に、実家で飲んでいたビタミン剤を自分でも購入して飲み始めたら、

ずーーっとあった中指の爪の凹みがなくなってびっくりしました。

爪の根元が傷んでるからかと思ったら、ビタミン不足だったんですね。

 

今でも実家に帰ると、その総合ビタミン剤と整腸剤は家にあって、

『疲れたでしょ〜、ビタミン剤飲みなさい』って毎回言われます。(笑)

ビタミン剤と整腸剤は、家族の健康を思う父と母の愛情だったのですね〜。

今では、私もそのビタミン剤を家に常備して飲んでいるし、整腸剤も毎日飲んでます!

(それだけじゃ足りないから他のもいっぱいありますが。)

 

漢方の教えで、『胃腸から立て直せ』という言葉があるのですが、

最近では腸内細菌叢(腸内環境)ー皮膚ー脳の関係が医学的にも証明されてきています。

胃腸は健康のかなめ。大事な栄養素も胃腸が悪くては吸収ができません。

『胃がもたれる』『下痢気味』『便秘気味』などなど胃腸のトラブルがあるひとは要注意です。

また大人になればなるほど、自分の胃腸のトラブルを感知しにくくなるそうです。

漢方ではよく舌の状態をみて(舌は胃や腸に繋がっているので、胃腸の状態を反映している)

舌の苔の状態で胃腸の様子を判断するのですが、舌の苔が厚い・黄色い・もしくは全くなくてテカテカしている

などがあると胃腸の調子がよくないかも知れません。

しっかりと食養生して良い腸内環境を作りましょう!

 

 

 

こんにちは。東京日本橋の皮膚科・漢方皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科・美容内科

ゆかスキンクリニックの院長の青木 由佳です。

 

今日は重大発表があります!!

実は、、、、、私、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、

ニキビができてしまいました!

えーん。

私はもともとニキビ肌で、今でもたまに不摂生が続いたり、生理前にはたまにできます。

そういう時は、ニキビだけでなく全体の肌もピリピリ・ザラザラしてお化粧ノリも悪いし、

超テンション下がりますよね〜。。。。

患者さんにも『ニキビ触らない!』『潰さない!』って指導してるのに、

自分でもついつい気になって触っちゃう。

 

ニキビの治療に来る患者さんで、もう一生ニキビできなくなりますか?と言われる人がたまにいるんですけど

どれだけ美肌治療をしても、お肌は生き物だから、

調子が悪い日だってあるし、調子が良い日だってあります。

なので、できるだけお肌の調子の良い日が増えてご機嫌に過ごせるように、

また悪くなってもすぐに良く戻れるようにお肌のベース(基礎体力)をあげるのが美肌治療だと思っています。

そして調子が悪いと、ついつい気になってお肌をペタペタ触ってしまったり、メイクがヨレるから気になってファンデを塗り足す時にゴシゴシしちゃったり、色々刺激を加えて、炎症を悪化させてさらに治りにくくしてしまうので、

あんまりあれこれしすぎずに(優しいスキンケアはしてあげてほしいけど)『こんな日もあるよね』って自分の体の不調に耳を傾けて、のんびり体を休めたり、軽い運動したりして、自分を労ってやり過ごすのが大事なのかも。

 

ただ、やはり揺らぎにくいお肌を作るのは大事で、

私は美容皮膚科医としていろんなレーザーを使ったりもしますが、

漢方皮膚科医として漢方も良く使います。

 

生理前のニキビは瘀血という血流の滞りや水毒というむくみが関係していることが多いので、

生理前のニキビでお悩みの方には、その方の証にあった体調を整えるベースにとなる漢方と

今出ているニキビの炎症の強さやひどさに合わせてそれを良くする漢方を組み合わせて出すことが多いです。

また腸内環境と皮膚の状態は密接に関係していることが最近わかってきているのですが、

便秘がある人でニキビができる人も多く、そういった人は便秘や腸内環境を整えるような漢方を組み合わせることも多いです。

 

まず体調を整えるのに良く出す漢方は

女性3処方と呼ばれる

⑴桂枝茯苓丸⑵当帰芍薬散⑶加味逍遙散が圧倒的に多いです。

どれも駆瘀血剤といって、瘀血を流してくれるもの

(1)が実証といって体が丈夫なタイプな人で、赤ら顔があったりお肌が瘀血のせいで浅黒いことも多いです。

(2)は虚証、どちらかというと体力がなく、冷えやすい、むくみやすい。むくみのせいでお肌の色が透けるような白い色をしていることが多いです。

(3)はイライラしがちな神経質なタイプの方に向いています。

 

私は(2)の当帰芍薬散のタイプ。

調子が良い時はついついサボりがちだけれど、調子が悪くなると

めっちゃしっかり飲みます。というか体がこの漢方を欲するのです(笑)

ニキビができて、サボりがちだったことを反省し、今日はしっかり飲みました。

私はお湯に溶かして飲むのが好き♡体が欲している時はこの味が

とっても美味しく感じます。

 

あと生理前のPMSが強い時は、(3)加味逍遙散もプラスして。

(一応漢方は何種類かの生薬で一つの薬になっているので、ごっちゃにならないように10分以上は開けると良いそうです)

こちらの加味逍遙散(かみしょうようさん)は香りとてもよく、お湯に溶かして香りをかくだけでも気持ちが落ち着くのです。PMSのあの漠然とした焦燥感というかイライラというかがスーッと落ち着く感じ。大大大好きな漢方。

とある方がPMSがひどい時を化け物と表現していたので、『化け物が人間に戻れるまさしく神(かみ)処方』だよとお出ししています(笑)

 

この3処方のどれか(もしくは組み合わせ)と便秘がある方はその方の証にあった便秘のお薬(誰にでも防風通聖散だすドクターがいっぱいいらっしゃるのですが、、、証に合うものを選ぶのが大事!!!)やニキビの状態によってはニキビ自体を改善させるお薬(清上防風湯とか十味敗毒湯とか)を出すことが多いです。

胃腸の弱って口周りのニキビが出やすいかたは半夏瀉心湯っていう胃腸の調子をよくするのが効くこともあるし、

瘀血以外の症状の方が強ければ、女性3処方を出さないこともあります。

 

一般的なニキビ治療に加えて、美容皮膚科で低容量ピルの処方・スピロノラクトンの処方・ロアキュタンの処方・ケミカルピーリングなど色々してきましたが、漢方というさらなる武器を得て、だいぶとニキビをよくする事ができるようになりました。漢方の良いところはニキビだけでなく体の不調も整えてくれる♡とはいえ、それでもなかなか治らない方、、、(いや私が治せないだけ!!諦めないで〜〜〜)もいるのが、ニキビの難しいところです。

私はニキビ治療と漢方はとっても相性がよいと思っているし、実際患者さんも効果があって喜んで継続してくれるので一定数で効いているはずなのですが、ニキビ治療のガイドラインでは漢方はC1 選択肢の一つとして推奨する〜 C2 ‌ 十分な根拠がないので(現時点では)推奨しない となっています。

漢方治療はニキビだからこの薬というよりは、その人を診てどの不調和で今の状態が起きているかを考えて薬を選択するべきなので、(私もまだまだ未熟なので勉強が必要)評価が難しいんだろうなぁと思います。ちゃんと選べば、結構効くのに。と漢方皮膚科医を名乗る私はちょっと悲しい。。。

 

あ、あと最近思うのは、ニキビの人で血虚タイプの人は鉄不足の人も多い気がします!!!

漢方でいう血虚と西洋医学でいう鉄不足はリンクしているのかもしれませんね!

(当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、いつも新しい発見があります)

貧血まで起きてなくても、女性は鉄が不足しがちです。

できればフェリチンという貯蔵鉄の値をチェックして、不足があれば

食事やサプリからしっかり補いましょう!

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

ゆかスキンクリニックの 院長 青木 由佳です。

遅ればせながら先日書き初めをいたしました!

ここ最近、毎年年明けには書初めをしています。お習字する時は集中力が研ぎ澄まされるので

なかなかよいですよ。

いつも初めは『ありがとう』から。

感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。

そして

『笑門来福』 来てくださった患者様も私たちスタッフも笑顔で福を招けるクリニックになれるように♡

あとは永遠の課題

 

はい。やる気なさそうですが、ゆるりゆるりとストレス溜めない程度に節制します。

あとは

私も知らなかったのですが、サブ4っていうのはフルマラソンを4時間未満で走ることなのです。

目標があったほうが頑張れるので今年の目標にしてみました!

ランニングシューズも新調したし(箱根駅伝モデル笑)今年もトレーニング頑張ります♡

 

ところで、最近花粉症の症状を訴える患者様がちらほら。

今年のスギ花粉は例年よりも多いようです。

本格的な飛散はは来月中旬頃からとのことですが、もう飛び始めているのかもしれないですね!

私はスギ花粉はそんなに酷くないのですが、スギよりも少し遅れてくるヒノキの花粉症がやや酷いです😷

 

花粉症対策はやはり、物理的な防御が大事。

マスクやメガネなどで、花粉が粘膜や皮膚につくのを予防しましょう。

あとは外で洗濯物を乾かすと衣服やお布団に花粉がついて症状が出てしまうので、

この時期は部屋干しがよいかもしれません。

それでも生活に支障が出るくらい症状が出てしまう場合は、皮膚科や耳鼻科、アレルギー科で、

抗アレルギー薬の内服・点眼 やステロイドの点鼻薬の処方を受けましょう。

『抗アレルギー薬でも鼻水が止まらない〜』とか『抗アレルギー薬だと眠気が出て苦手』(最近の抗アレルギー薬は眠気が出にくくなっていますが、、、)という方には漢方の小青竜湯を試してみてもよいかもしれません。

(粉が苦手な方は粒もありますよ)

小青竜湯は、中国神話の霊獣である四神 『白虎』・『青竜』・『朱雀』・『玄武』の『青竜』から名付けれています。かっこいい名前ですね。成分の要である麻黄の茎が青いからだそうですが、麻黄が青いからなだけでなく

小青竜湯は青っ洟、いわゆる水っぽい鼻水に効果があります。

構成成分は 麻黄・芍薬・五味子・乾姜・細辛・桂枝・半夏 。

全体的に温めてむくんだ粘膜を引き締めて、上気道の水分を取り除く処方となっています。

ゆかスキンクリニックのロゴマークである芍薬も入っていますね!

麻黄の主成分であるエフェドリンは、よく血圧をあげたりするときに使われる、現代医療でもなくては困る医薬品の一つなのですが、明治時代に日本で発見されたのです〜。すごいですね。

麻黄自体にもは抗アレルギー効果があるのですがそのまま使うと交感神経を刺激する副作用が強く出てしまうので、

その他の生薬と組み合わせてよく使われます。有名な葛根湯にも入っている成分です。

この麻黄のおかげで小青竜湯は眠くならないばかり目が冴えるので、眠くならない抗アレルギー薬とも呼ばれています!

ずーっと苦しんでいて、アレルギーの薬飲んでもよくならなかった花粉症の症状がこれでスッキリよくなったと

感動してくれる方もいて、漢方大好き医者としては嬉しい限り。

どうしても漢方には抵抗がある、という方にはこの麻黄の主成分エフェドリンの兄弟分 塩酸プソエフェドリンとアレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)の配合剤のディレグラというお薬もあります!

 

ただ小青竜湯の麻黄の量は葛根湯よりも少ないのですが、この麻黄は、心臓に病気がある方や、胃腸の調子がよくない方、疲れやすい虚証の方はこの交感神経刺激作用で差し障りが出ることも。

漢方薬は薬局で気軽に買えるし、食べ物にも入っている生薬が多いため、『自然』で『副作用がない』

『西洋薬より安心』などと思われる方も多いかもしれませんが、『自然』=絶対安全ではないし、西洋薬のほとんどは自然のものに含まれる成分を抽出したものです。漢方薬にも副作用は起こります。

特に麻黄が入っているお薬は注意が必要ですので、医師に相談の上、処方を受けてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。ゆかスキンクリニックの院長 青木 由佳です。

今週は忘年会などが立て込んでいて、なかなか夜に走れないので、

お昼休みに走ってみましたー。

なかなか日中の皇居(しかも平日)走る機会がないのですが、

空気も澄んで綺麗で、のんびりした雰囲気で夜には気づかない発見が色々あって楽しかったです。

サボってのんびり歩いてたら時間内に帰ってこれないので、走るスピードも速くなるかも??

 

ところで本日、半蔵門線の三越前駅を出たところに ゆかスキンクリニックの看板ができました!

結構大きく自分の写真も乗っているので、目の前で写真撮るのがすこし(いやかなり)恥ずかしかったです。

ゆかスキンクリニックは日本橋のB9b出口から15秒なのですが、実は三越前駅からも徒歩2分。

有名な麒麟のいる日本橋の橋を渡ったらすぐですよ〜。

 

そして今日は美味しいお届け物がありました!

愛媛出身方から開院のお祝いにと、この季節に嬉しい、紅まどんな〜〜〜。

手に持った皮の厚さだけでもジューシーさが伝わる!!!!

漢方にも枳実や陳皮といってみかんがよく使われています。

枳実は未熟なダイダイや夏みかんを乾かしたもの。陳皮は成熟した温州みかんの皮です。

枳実は気の巡りをよくして、うつうつした気分をスッキリさせてくれる理気薬。(理気薬は香り高い生薬が多いのです)

胃腸の気滞を改善して、腹満、腹痛、便秘なども治します。

陳皮は健胃作用があり、胃の湿痰を取り除き、胃もたれ、消化促進、食欲増進、かぜによるのどの痛みやせきなどに効果があります。

暴飲暴食になりがちな年末には嬉しい作用ですね。

嬉しいので、今日はいつもの木のポーズに加えて、、、、

 

なんちゃって戦士のポーズ3も〜〜〜。

そのうち ゆかスキンクリニックでヨガとかもできたら良いな♡

とちょっとした野望を抱いております。

 

寒くてインドアで縮こまってしまいがちな冬ですが、しっかりストレッチや運動して

循環をよくして冷えや気滞・瘀血に打ち勝ちましょ〜。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。
当クリニックの青木由佳です。

今日も秋晴れの気持ちのいいお天気ですね!
凛と澄んだ空気が心地よく気持ちいい季節ですが、
同時に、身体の冷えも気になってくる季節です。

『冷えは万病のもと』と言いますが、皆さまは冷えは大丈夫ですか?

当クリニックの特徴の一つは漢方を扱っている事です。(保険適応あり)

というのも、私自身医者になってからも長らく、漢方薬なんて『葛根湯』くらいしか知らなかったのですが、
ふとした時には、内科の先生に足がむくんで辛いけど、利尿剤飲むわけにはいかないし、何か良いお薬ないかな〜。
と相談したら、『柴苓湯』というお薬を出してくれたのです。
(ちなみに柴苓湯は漢方薬の中でもかなり高い薬でめっちゃ高くてびっくりした。)
そうしたら、なんと、私の頑固な足のむくみがスッキリ〜〜〜〜。
私の足ってこんなに細かったのね!!!太い太いと思っていたのはむくみだったんだ。と感銘を受けました。
何より、むくみが取れる事で、身体が軽くなり、体調もよくなったのが嬉しかったです。

私は当時不調が多く、すぐ頭痛や頭重感、吐き気が起き、何事にもやる気のないタイプでした。
自分自体のやる気が足らないせいなのかもとか、自分のダメさに落ち込むことも多々ありました。
でも漢方に出会い、自分の不調の原因をしり、自分の傾向と体質を知ることで、
少しでも不調の日を少なくし、また不調を早く乗り切るすべを身につけ、今では日々快適に過ごしております!
(不調な日もあるけれど、かなり少なくなったし、乗り越えやすくなりました!)

不調な日が多いと、楽しく日々を過ごせないばかりか、そんな自分のことまで嫌いになってしまいます。
そんな不調が少しでも取り除けて、皆様が日々快適に過ごせるお手伝いができたらな、と日々思っています。

さてさて今日のテーマ『冷え』ですが、
冷えるとむくむし、血流も悪くなり、節々が痛んだりします。
『冷えは万病のもと』という言葉は本当だったのですね。先人の言葉は偉大だ。
漢方薬の良さが発揮できるところの一つは、『冷えの改善』だと思っています。
私自身、すごく虚証で年中冷える。夏でも足が冷えて、目が覚めるくらい。
冷えがひどいと、朝、しっかりお風呂に入って身体をあっためないと、動き出せません。

そんな私がよく冷えに使う漢方の一部をご紹介します。(独断と偏見で選んだ、ごく一部です!)

まずは23番、『当帰芍薬散』 。 女性3処方と呼ばれる、女性の不調の大定番のお薬です。当クリニックのロゴにもなっている『芍薬』が含まれています。
冷え性の女性で、血虚(栄養素である『血』が不足している状態、肌ツヤがなかったりふらついたりする症状が出ます)、むくみが気になる方によく出します。
虚証(少し体力のないタイプ)の女性の基本処方です! 虚証の女性のフェイスラインのニキビなどは、むくみや冷えによる代謝不良による水毒ニキビ(私が勝手に名付けました)が多い印象で当帰芍薬散が合う場合も多いです。 個人的にはあっためる力はそこまで強くないので、まず基本ベースとして使っています。

次は118番 『苓姜朮甘湯』 。私の救世主の漢方薬です。私、自分の冷えに対して色々試してきたのですが、なかなかしっくりくるのがなかったのです。そんな時、とある先生から、『腰から下が冷たいお風呂に入っているような冷えには『苓姜朮甘湯』がよいよ。』というお話を聞きました。腰から下が冷えて、あったかい湯船に浸からないと元気になれない私にぴったりなのでは、と試してみたら、、、ドンピシャ!!!!
『苓姜朮甘湯』のおかげで足がほかほかした状態で目覚めることができます!何より、この『苓姜朮甘湯』は生姜(乾姜)が入っていて、生姜湯のようで美味しいのです。

あ、漢方薬で最後に『湯』と付いているものは昔は白湯に溶かして飲んでいたのです。今は持ち運びやすいようエキス剤になっているものが多いですが、
実はハーブティーのように溶かして飲むと良いです。私はコップに適量の水と漢方を入れて、レンジで50秒ほどチンとして温め、かき混ぜて飲んでいます。
あっためて飲むことで、さらに身体を温める力が増しますよ!!


まぜまぜ。


うん、美味しい。(自分に合う漢方は美味しく感じるらしいです (笑))

では次、43番『六君子湯』。これもとっても良い漢方薬ですね!これは代表的な補気剤(元気にする薬)の一つです。胃腸の調子が悪い時、胃もたれ・食欲不振などに効きます。人参・大棗・生姜・半夏・蒼朮・陳皮などの温薬が入っており、温め作用があるので、冷え性で胃腸の調子が悪い人によく出します。(温め作用はこれもそこまで強くない印象ですが)
とある先生の話だと、心が寒い時(失恋)の時にも使えるとか!?(笑)  はい、、、私も使ってみたことありますよ! (笑)効果のほどは、、、まぁ悪くないような気がします。
それはそうとして、私も胃腸の調子が良い方ではないので、結構よく頼ります。
私たちの身体を作るのは私たちが食べたもの。胃腸が悪いと栄養素が吸収できず、元気になれないのです。
漢方の世界ではまずは胃腸から立て直せ!という教えがありますので、胃腸の調子が悪く、その他の不調もある方は、まず、胃腸の治療から開始します。

さてさて、長くなりましたが、最後38番。『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』 とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。 長い!そして読めない!!!
これはしもやけによくだす漢方なのですが、手足などの末端が冷える人に向いています。当帰や芍薬が入っているので補血作用もあり、血虚が強く、冷えてあちこちが痛む人に向いています。あっため効果は結構強い。ただ、呉茱萸(ごしゅゆ)がちょっと苦いので味が苦手な人も結構いるかもしれません。私は結構この呉茱萸(ごしゅゆ)の苦味が癖になって結構好きなので(大人な味わいです)、もちろんお湯に溶かして味わって飲んでいます。

以上一部ですが、冷えに効く漢方をご紹介させていただきました。
それ以外でも普段の生活から、身体を冷やす食べ物を避ける、また飲み物は氷を入れず常温〜あったかいものにする。運動して筋肉をつけ代謝をあげるなど、色々な冷え対策実践して、冷えからくる不調を改善しましょう!!!