皮膚科・内科・アレルギー科・美容皮膚科・美容内科

日比谷ステップ皮膚科内科

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こんにちは!当クリニック院長の青木由佳です。

昨年導入したDENSITY、皆様の満足度がとても高く、導入して本当によかったです!✨

改めてご説明すると、DENSITY(デンシティ)はRF(ラジオ波=高周波)を使った治療器です。
POTENZAもRFを使用する機器なので、一見似ているように思えますが、実は周波数が異なります

  • デンシティ:6.78MHz(1秒間に6.78メガ回プラスとマイナスが入れ替わる)
  • POTENZA:1MHz or 2MHz(1秒間に1~2メガ回プラスとマイナスが入れ替わる)

さらに、加熱方法も異なるのがポイント!

  • デンシティ:誘電加熱(電流を流さず、電場で熱を発生させる)
  • ダイヤモンド:ジュール加熱(電流を流して熱を発生させる)

デンシティは皮膚表面を冷却しながら、しっかり深部に熱を届けることができるため、小顔効果が抜群なのが特徴です💡
一方で、ダイヤモンドは軽い引き締め効果や肌表面の浅い層へのアプローチも可能で、肝斑や糖化(黄ぐすみ)改善の効果も期待できます。


デンシティは直後も引き締まりますが、1ヶ月後にはさらに”ぎゅぎゅっ”と小顔に!

こちらデンシティの症例

当院では、RFの原理や性質をしっかり理解した上で、どのように照射すると安全かつ効果的に熱を入れられるのか、看護師とともに日々研究を重ねています✨

そして今回、皆さまからのご要望を受けて、150ショットの新メニューを追加しました!

150ショット:通常価格 59,400円(税込)
リピーター価格(1年以内の再施術)またはコンビネーション割(HIFUやカベリンとの併用)55,000円(税込)

もちろん、顔は立体的につながっているので、気になる部分だけでなく、全体的に熱を入れる方が引き締め&リフトアップ効果は高くなります!
そのため、たるみ治療としては300ショット or 400ショットが特におすすめです💡

「少し気になるところをピンポイントで当てたい」「半年より短いスパンでメンテナンスしたい」
そんな方は、ぜひ新メニューもチェックしてみてくださいね!😊

こんにちは。当クリニック院長の青木由佳です。

当院で人気のレニスナ注入。
レニスナはもう何度も何度もお話をしていますが、PDLLA(poly-D-L-lactic-Acid)でD型とL型の乳酸が交互に繋がっているものです。
体内に入れるとゆっくりと乳酸に分解されて、なくなっていきます。
その際に、コラーゲン生成を刺激したり、炎症を抑えたりして、お肌をふっくらさせたり、赤みをおさえたりします。
特にレニスナはジュベルックに比べると粒子が大きいのでボリュームアップ向け。
皮膚の下の皮下組織に万遍なく入れてふっくらさせるのに向いています。

今回は手のレニスナ注入の症例のご紹介。

こちらはレニスナ1バイアルを両手の甲に1回注入した1ヶ月後の経過です。
レニスナはじわじわふっくらしてくるので、もう1ヶ月するとさらによくなりそうです!

できれば2〜3回くらいの回数をみていただけたらと思います!

 

レニスナは1箇所に入れる量が多すぎたりするとしこりができることがあり、(うすめ方や入れた方でだいぶリスクは下がるのですが、あと、終わった後のマッサージも大事)レニスナに踏み切れないかたは、ボライトを入れるのもおすすめです!

 

こんにちは😊!当クリニック院長の青木由佳です✨

私をご存じの方はもう知っての通り、自分で言うのもなんですが、私は勉強好きなんです📚💡
人の体はさまざまで、お肌の状態や反応は一人ひとり異なります。さらに、予算や許容できるリスク、効果が出るまでの希望する期間など、考慮すべき要素が非常に多いため、
“これがベストな治療”、”ベストな道のり”というのはなかなか難しい。(お肌も変化していくし)

ただ、そのいろんな要素や要望を踏まえた上で、その方にとってベストな治療を見つけ、指針を決めていくのが私たち医師の腕だと思っています。 そのためには、知識と技術と経験のどれもが大事。

多くの方は知識を人伝てだったり業者さん任せにしてしまうのですが、私は研修医のころ、上の先生に「きちんとエビデンスはあるのか?論文はあるのか?」と厳しく指導されたこともあり、論文をたくさん読むようにしています。 とはいえ、美容分野の研究や論文はサンプルサイズが小さく、あくまで一研究の結果に過ぎないことも多いのですが、たくさんの論文を読み多方面の見解を知ることで、人伝のふわっとした表面的な知識(ときに間違っていたり、業者さんの情報は偏っていたりする)ではなく、深い理解が進むと思っています。 ただ、論文だけを信用するのも危険で、実際の患者様の反応を見たり、経験を積むこと、他の先生の経験を聞くことも本当に大事です。

とくに美容や栄養の勉強をすると、体の中やお肌でどんなことが起きているかをイメージしながら治療の道のりを作っていくことができるし、 ちゃんと理解しているからこそ、患者さんへもしっかりとした説明ができると思っています。

そして人伝ての情報も大切なのは、その情報の発信源がどこなのか、発信者がどんな経歴や知識、経験を持っているのかを見極めるのが大事です。 信用できる先生の発表や言葉は非常に参考になります。そのため、学会やセミナーは私にとって貴重な学びの場です。

先日、だいぶ時間が経ってしまいましたが、カスタマイズ治療の大本山『KO CLINIC』の黄先生にお誘いいただき、
韓国で有名なKaiser先生のKaiserメソッドについて学ぶ機会をいただきました。

Kaiserメソッドは、基本的にはロングパルスヤグレーザー(ジェネシス)とトーニングを併用し、肝斑などの光老化が強いお肌を作り替えていく方法です。
Kaiser先生は、私なんかが比べ物にならないくらい勉強熱心な先生で(なんなら栄養的アプローチもすごく重要視していて、美容の患者さんでもリーキーガットの治療が必要だと盛り上がりました!)
私が全然知らない世界をたくさん教えてくださいました。

Kaiser先生のお話の中で、真皮には『乳頭層』と『網状層』という異なる層があり、それぞれに異なる線維芽細胞が存在するという興味深い話がありました。
とても興味深かったので、私もその後文献を読み漁りました!

老化(とくに光老化の影響)によって、浅い位置にある乳頭層の線維芽細胞の機能が落ち、数も減ってきます。 乳頭層の線維芽細胞は表皮への影響力もあり、肝斑などのメラニン産生や表皮の細胞ケラチノサイトのターンオーバーなどとも密接に関わっているます。 一方、網状層の線維芽細胞はお肌の構造を維持するのに大事で、ある程度の年齢まで数は保たれます(おそらく機能的には低下しているけれど)。 加えて、年齢とともに乳頭層の線維芽細胞が網状層の線維芽細胞に分化するという説もあったりします。この乳頭層と網状層の線維芽細胞の違いは、傷の再生の段階でとても大事な要素になってくるため、組織再生(バイオエンジニアリング)の分野で注目されているようでした。

話を戻すと、光老化では浅い乳頭層の線維芽細胞の機能が弱り、ECMが低下したり、老化細胞が増え慢性炎症を起こしていたりして、皮膚表面の老化症状、

しみや肝斑・小ジワなどを引き起こします。 ロングパルスヤグはある程度深く届くのでこの真皮乳頭層周囲を加熱するのにちょうどよい波長なのです! 血管の太さなども加味したうえでパルス幅を設定し、43度前後にお肌を温めて線維芽細胞を刺激するのが大事だというのがKaiser先生のお話でした。

私もロングパルスヤグは長らく愛用していて、いつも強調してますが大大大好きなのです。回数は必要ですが、施術の痛みも少なく、お肌の質感がとても良くなり、デリケートなトラブルが起きやすいお肌が丈夫になりお肌がふっくらして赤みも軽減する。

ただカイザー先生はこの温度43度を保つことを強調されていらっしゃって、43度ってかなり『熱い!』となる温度ぎりっぎりなのです。

なので心地よいというよりも時々あちちってなる、ドキドキハラハラするくらいの温度。

私的に少し気になったのは、この43度は線維芽細胞を刺激するのにとてもよい温度ではあるものの、コラーゲンが熱変性するには60度以上といわれており、変性したコラーゲンを作り直す(リモデリング)直すには弱いのではないか。というところです。実際ジェネシスを当てていると皮膚自体の質感がとてもよくなり柔らかくなるのですが、コラーゲンの組成の影響なのか、きちんとリモデリングできているのかがわかりませんでした。

60度を超えると火傷のリスク・コラーゲン変性は促すものの瘢痕になるリスク・炎症性サイトカインがでて炎症が長引いてしまうリスクなどなどあり、韓国では高温にする治療から43度前後の低温の治療にシフトしていっているそうです。

とはいえ、果たしてその温度でコラーゲンがリモデリングできているのかな?とずっと疑問に思っていました。

が、いろいろ私自身またいろいろと調べたところ、レーザーのように不均一に組織が加熱されると、熱による変性だけでなく、あったかいところと冷たいところができるおかげで組織の間の水分が移動して物理的にコラーゲンのばらばらにする効果も働くので比較的低温(この文献では45-50度)でもコラーゲンのリモデリングがおきるよ!という文献もありました。ますますジェネシスの効果を自信をもっておすすめできますね!

それで、当院でも真皮の温度を43度くらいまでしっかり上げて、それをしばらくキープできるよう、しっかりしっかり熱を加えるジェネシスのメニュー『ジェネシス12000ショット🔥』の設定を作りました!当て方やパルス幅、動かすスピードなどももいろいろ工夫をしまして、いつもは気持ちいはずのジェネシスが、ちょっと熱くてドキドキしちゃう感じです。とくに赤みがある方はジェネシスは赤い色に反応する性質上熱くなりやすいのですが、赤い=血管拡張があると熱も逃げやすく、時間をかけてゆっくり丁寧に熱を入れていきます!

ジェネシス12000ショット、私たちスタッフも繰り返し試していますが、経過はとても良好です💯✨!

もちろんポテンツァの肝斑モードなども真皮乳頭層をターゲットに熱を入れていきますので、同様の効果があります。

いつものジェネシスよりもより効果を出したい!肌に厚みを出していきたい!トラブル知らずの柔らかい赤みの少ないお肌にしていきたい!と言う人におすすめの治療になります☺️

こんにちは。東京日比谷 当クリニック院長の青木由佳です。
お正月本当にのんびりと&お勉強にひたりながら過ごしていて、ご挨拶が遅くなってしまいました。
改めまして、皆さま新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2018年10月に開業した当クリニックも7年目に入りました。
『経営』に不慣れな私が東京の真ん中で、クリニックを継続できているのは
私を信じて通ってくださっている患者さんのおかげだと、本当に感謝しております。
美容医療における倫理の問題など色々世間で話題になっておりますが、
医療とはドクターから患者さんに一方的に医療行為を行うものでもなく、まして押し売りして売りつけるものでもなく、
患者さんの悩みや困っている症状を、どうやって一緒に解決するか、協力関係にある作業だと思っています。
特に美容に関しては命に直結するものではありませんが、美容のもつ『ポジティブなな気持ち』にしてくれる力に私はとても救われて今があるので、
真面目に美容に取り組んで、皆様のお悩みに答えられるように今後も知識と技術の向上に取り組んでいきたいと思います。

私が自分で当クリニックを開業したのは、単に外側からのアプローチで見た目を綺麗にする美容医療のアプローチに疑問を感じたからでした。
中高年になって、慢性疾患にかかるのはいきなり起こるのではなく、若いうちからの私たちの生活習慣(睡眠・運動・食事)が少しずつ慢性疾患をつくっていっているのです。皮膚は光老化といって、日光の影響による老化の影響が大きいとはいえ、そういった体の内側(内因性)からの影響を表す体の鏡でもあります。慢性炎症が起きている方は肌の修復も悪いし、お肌にも炎症がおきやすいし、くすみやすい。もちろん美容治療の反応も悪いです。
美容皮膚科でなく特に美容外科の方で問題になるのは、心が不安定な状態だといろんな依存も起きてしまいやすくなり、変な形で美容医療への依存(整形依存)も起きてしまいがちです。
私自身が以前、醜形恐怖症で、美容治療を受けることで安心する。だけれどもまだまだ足りない。もっと改善しないとと。不安になるという精神状態だったからこそ思うのですが、自分の美しさを受け入れられる心の安定や、毎日のささやかな幸せを感じられる心身があってこそ、美容医療を楽しんで受けられるし、
心も体も整っている状態だからこそ、美容医療でのお肌の反応もとても良くなります。

最近ではこの『エイジング』に関していろんな研究が進んできて、美容医療でも老化細胞にたいするアプローチや、サプリメントなどによる治療に関心を持つ先生も増えてきました。まだまだエイジングはこれから研究が進む分野で未知の部分もありますが、最新の情報や動向にもアンテナを貼りつつ、
安全な治療を選んで提供していきたいと思っています。

いままで、栄養や運動の大事さは重々感じておりましたは、昨年は『睡眠』に関心を持ち始め、勉強をし始めました。
学べば学ぶほど、睡眠という行為がいかに私たちの体の回復に大事なものなのか、日々のリセットや毎日起こったことを消化して情報処理して使用していく認知機能にいかに大事なものなのかということに気付かされました。
なので、今年、当クリニックでは睡眠検査も始めようとおもっており準備中です。
睡眠の質が気になる方はご相談ください。

また、「オーソモレキュラー検査」(血液検査による栄養状態の評価)をご希望される方が増え、皆さまの健康への意識の高まりを感じています。物価高騰の影響で1月から検査料金が値上げとなり、心苦しい思いもありますが、新たに「脂肪酸分画」や悪玉コレステロール以上に血管リスクを反映する「アポBタンパク」を検査メニューに追加しました。一方で、「ピロリ菌」の検査は頻繁に行う必要がないため、オプションとして提供しております。

より良い検査や治療をご提供できるよう、引き続き努力してまいります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

当クリニック院長
青木由佳

こんにちは。当クリニック院長の青木由佳です。

今日は肝斑治療にぴったりな「肝斑プレミアムプラン」のご案内です。

肝斑や「肝斑プレミアムプラン」については過去のブログでもかいていますのでご参考にしてください。→こちら

肝斑は皮膚表面の『茶色』の色の問題だけでなくて、真皮や基底層が光老化や慢性炎症で傷んでしまっているのが原因ということがわかってきました!

肝斑治療の鍵となるのは「真皮と基底層のリジュビネーション(再生)」です。真皮を健康な状態に戻し、真皮や表皮ケラチノサイト・メラノサイトの機能を回復しするのが大事なのです。

そこで今年の5月からモニターさん募集をしたのが「肝斑プレミアムプラン」です。このプランでは、肌に栄養を与える注射と、真皮のECM(細胞外マトリックス)を健全に戻すためのニードルRFを併用し、肝斑を包括的に治療します。

具体的な治療の内容としては、

  1. ボライト: 柔らかいヒアルロン酸製剤で、乾燥を改善しバリア機能を正常化します。架橋されたヒアルロン酸なので約9ヶ月間効果が持続し、肌に潤いを与えます。肝斑のある方はバリア機能が弱まって乾燥しやすいため、まず乾燥を改善し、後の治療を安全に進める土台を作ります。
  2. ポテンツァ(肝斑モード): ニードルRFにより基底層や真皮のリモデリングを行います。(色素が多い方は、色素の排泄を促進し効果を高めるためにピコトーニングのオプション併用がおすすめです。)
  3. スネコス: 真皮のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やし、健康な肌を育てます。
  4. ポテンツァ(肝斑モード)
  5. スネコス
  6. ポテンツァ(肝斑モード

こちらを1ヶ月おきにしてもらう半年のコンビネーション治療でした。

こちらの肝斑プレミアムプランの経過がこちら。

アンテラ画像

 

 

トランサミンの内服やハイドロキノン・トレチノイン外用の治療は併用しているものの、

メラニンに反応するレーザーなどは全くつかっていないんですよね!

真皮のリモデリングがすすみ。メラニンも減ってきているのがわかります。

これは最終のPOTENZA肝斑の治療前の写真ですので、この後1ヶ月後の経過も楽しみですね。

 

肝斑プレミアムプランはモニター様限定で募集をしていまして、

いままで、一般の方は、肌育成剤注射やポテンツァ肝斑を個別に治療を組み合わせていただいていましたが、

より受けやすくするため「肝斑プレミアムプラン」をモニターだけでなく、定番メニューにすることにしました。

モニター様には、1ヶ月おきに1メニューずつ、半年間で合計6回の治療を行っていただいていましたが、

今後はPOTENZAとの相性が良い肌育注射を同日に行うことで、最短3回の治療(2週間から1ヶ月間隔)で終了することも可能です。

肝斑治療には内服での炎症コントロールも非常に重要です。トランサミン、ビタミンC(当院ではリポCを推奨していますが、通常のビタミンCでも構いません)、ビタミンEの内服を少なくとも治療中は併用していただくことも多いです。

内服量は患者様の状態に応じて調整しておりますので、内服はプランに含まれず、別途費用がかかります。

肝斑プレミアムプラン: ¥3160,00

肝斑プレミアムプラン+ピコトーニング(頬)3回: ¥349,800

となっております。

肝斑でお悩みの方、肌を再生する効果的なコンビネーションプランです。ぜひご検討ください!

こんにちは!
当クリニック院長の青木由佳です。
当クリニックでは、美容は外側からの治療だけでなく、内側からの健康がとても大事だと考えています。そのため、内側と外側の両方からアプローチする治療をご提案しています!

現在当院で行っているのは、腸内環境の改善や足りない栄養素の補充など、非常にベーシックでありながら効果的な治療です。
最近では「エイジング」研究も進み、たくさんの新しい発見がされています。ただ、「エイジング」の分野はまだ研究の初期段階であり、健康寿命を延ばすのに効果的とされている方法も、試験管や動物実験の結果に基づくものが多いです。とはいえ、その中でも有望なものがたくさんあります。
私もこういった情報には常にアンテナを張っており、最新の科学を取り入れる際は非常に慎重に行っています(実際に自分自身では試したりはしています!)

そして、今回、治療ではないのですが、エイジングを評価するのにとっても重要な『エピジェネティック』を調べる検査、
『エピクロック』を導入いたしました。

皆さんも感じることがあるかもしれませんが、同じ年齢でも老けて見える人、若々しい人がいますよね。
これには「生物学的年齢」、つまり内側からの年齢が関わっています。そしてこの生物学的年齢を評価する画期的な検査が「エピジェネティッククロック検査」、「エピクロック」です。この検査では、老化の進行具合や生活習慣が体に与えた影響を科学的に測定します。

エピジェネティクスとは?
まず、『エピジェネティクス』とはなにかについて説明します。
『エピジェネティクス(Epigenetics)』という言葉の「エピ(Epi)」には、「上」という意味があります。皮膚の「表皮(Epidermis)」が真皮(Dermis)の上にあるように、エピジェネティクスは遺伝子情報そのもの(ジェネティクス=Genetics)の「上」に存在する制御機構を指します。
つまり、エピジェネティクスは、DNAという設計図に付けられた目印やマーキングのようなもので、この目印がどの遺伝子を使うかを決定します。

かつては、DNAの情報がすべてだと考えられていましたが、実はエピジェネティクスが私たちの生活習慣や環境によって変化しやすく、それが健康や老化に大きな影響を与えていることがわかってきました。一卵性双生児であっても生活習慣や環境によって大きな違いが生じるのもこのためです。

エピジェネティクスの主要な仕組みのひとつにDNAメチル化があります。DNAメチル化とは、DNAの特定の場所(主にCpGサイトと呼ばれる領域)にメチル基(-CH₃)が付加される現象です。
メチル化が進むと:
遺伝子がオフになりやすくなります。例えば、がん抑制遺伝子がメチル化されると、がん細胞の増殖を防ぐ働きが低下する可能性があります。

メチル化が減ると:
必要以上に遺伝子が活性化し、慢性的な炎症や老化が進む可能性があります。

このシステムを「本」と「付箋」に例えるとわかりやすいです。DNAは「分厚い設計図の本」のようなもので、その本には私たちの体を作るためのすべての情報が書かれています。しかし、ページが多すぎて必要なときに適切な情報を見つけるのは困難です。そこで役立つのが「付箋」のようなエピジェネティクスの仕組みです。付箋がついたページは「ここを開いてね」という目印となり、その遺伝子がオンになり、体に必要な働きをします。
加齢や生活習慣の乱れなどで、「付箋」がなくなってしまったり、「付箋」が別のところについてしまうと、どこのページを見ればいいかがわからなくなってしまって、健康な状態を再現できなくなってしまうのです。

エピジェネティクスを良好に保つためには?
エピジェネティクスは、私たちの生活習慣や環境によって大きく影響を受けます。以下の要因がエピジェネティクスに良い影響を与えます

①十分な睡眠:睡眠中は体がエピジェネティクスの調整を行う時間です。十分な睡眠を確保しましょう。
②食事:葉酸やビタミンB群など、メチル化をサポートする栄養素を含む食品を摂ることが重要です。
③運動:定期的な運動は、エピジェネティクスのバランスを保つために効果的です。
④ストレス管理:慢性ストレスは、炎症性遺伝子のメチル化を減少させ、体に悪影響を与えます。瞑想や深呼吸などでリラックス・ストレス耐性を高めましょう!

エピジェネティッククロック検査=エピクロックは、血液検査によりこのDNAメチル化の状態を解析し、体の老化スピードや生物学的年齢を評価します。
《エピクロックテストでわかること》
①生物学的年齢の算出:暦年齢(実際の年齢)と比較して、体の本当の年齢を知ることができます。
②老化スピードの測定:遺伝子のメチル化パターンをもとに、あなたの体がどれくらい早く老化しているかを科学的に評価します。
③健康リスクの評価:メチル化の異常は、がんや慢性炎症性疾患、メタボリックシンドロームなどのリスクを示す可能性があります。

導入キャンペーンのお知らせ
現在、10名限定で導入キャンペーン価格を実施中です!
・キャンペーン価格:¥66,000(税込)
・通常価格:¥88,000(税込)
*結果は6〜8週ほどかかります。

現状を知ることで健康への意識が高まり、より良い生活習慣を取り入れるモチベーションになると思いますので、できるだけ価格を抑えてご提供することにしました!
私も早速検査を行ったので結果待ちです。ドキドキ。

是非、皆様も一度「本当の年齢」をチェックしてみましょう!

こんにちは!東京日比谷『当クリニック』院長の青木由佳です。

すっかり寒くなりましたね。この時期は空気が乾燥して、お肌の水分が奪われがちです。さらに、冷たい外気によって皮脂の広がりが悪くなり、お肌の乾燥を感じやすくなります。

乾燥を防ぐには、表皮の細胞間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)やタイトジャンクションをしっかりと作ることが大切です。

表皮はその下にある真皮から栄養や命令を受けているので、健康な表皮のためには、真皮にある線維芽細胞やECM(コラーゲンやヒアルロン酸など、細胞外マトリックス成分)がきちんと機能している必要があります。

真皮の線維芽細胞は、ECMという細胞外マトリックスを作り、このECMは細胞の周りに栄養を供給したり、構造を支える役割を担っています。しかし、加齢や紫外線による光老化が進むと、このECMが破壊され、線維芽細胞の働きが弱まってしまいます。

これをわかりやすく伝えたい、と以前つくったイラストがこちら

(こちらのスライドが意外と好評で、同業のドクターからわかりやすくて患者さんの説明に使ってるよ!と褒めていただきました!)

年齢をとったり紫外線を浴びたして光老化が起きるとECM(お家)が破壊されてしまいます。

線維芽細胞さんはECM(お家)が破壊されているとのびのび仕事ができず、元気がなくなって、お家の修復が進まなくなってしまいます。。。

(物理的にもまわりのECMが線維芽細胞をストレッチさせると線維芽細胞の働きがよくなると言われています。のびのびストレッチ大事!)

 

そんなときにおすすめなのが「ボライト」です。ボライトはECMの成分でもあるヒアルロン酸を補うことで、真皮の水分量を増やし、線維芽細胞をストレッチして、働きをサポートします。これにより、真皮の状態がよくなると、表皮も元気になり、皮膚のバリア機能が向上します。結果として、お肌の乾燥症状が改善されます!

ボライトの症例写真 1ヶ月の経過

肌表面の細かいシワが改善し、もちもちのお肌になっています。

ふっくらとしたお肌により、深くなっていたエクボも浅くなりました!

ボライトは『架橋』という技術でヒアルロン酸の分解が抑えられており、ゆっくりと吸収されます。効果の持続は約9ヶ月とされています。

片頬1本、両頬で2本、顔全体では3本が目安です。1本77,000円ですがお得な本数割引もあります。

架橋されてるために、ちょっとしたボコつきが数日残ることがあることと、内出血が起きることがあります。

乾燥が強い方やより効果を実感したい方には、1ヶ月後にもう一度追加する「追いボライト」もおすすめです。

 

ボライトの持続性を考えて、乾燥やハリ・弾力の低下が気になる方は、まずはボライトをいれて、線維芽細胞の構造を支えて機能を上げつつ、

その後に線維芽細胞がECMをつくる原料になるスネコスやジャルプロなどのECM製剤を組み合わせるのも良い方法です。

お肌の乾燥やハリ不足でお悩みの方、ぜひお気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

 

 

こんにちは!当クリニック青木由佳です。

すっかり秋の気配で朝の散歩が清々しい季節になりました。山も色づき始め、紅葉が楽しめる季節ですね。

当クリニックでは外側からの治療だけでなく、内側からのケアも提案しています!

老化や肌トラブルは肌表面だけでなく、体全体のバランスを整え、慢性炎症を抑え、老化細胞を作りにくくすることが重要です。その基本はいつも繰り返し言っていますが、睡眠・食事・運動です。その次に美容医療や化粧品・サプリメントなどがあります。

ということで、当クリニックでは慢性的なお肌のトラブルがある方には、まず体の調子をお聞きすることが多いです。その中でもお腹の調子をお聞きすることが多いです。だいたい便秘や下痢、お腹の張りなどを抱えている方が多く、自分で気づいていなくても不調を抱えているケースもよくあります!腸内ケアという言葉もよく聞くようになりましたし、腸に住む腸内細菌の重要性も一般的になってきましたね。

腸、脳、皮膚はそれぞれ密接に関連しており、『腸-脳-皮膚相関』と呼ばれています! 腸、脳、皮膚は互いに影響を及ぼし合っており、例えば腸内環境が乱れると脳に影響を与え、ストレスや不安感が増加することがあります。その結果、皮膚にも悪影響が及び、肌荒れや炎症が生じることがあります。

さらに、お肌の状態も脳に影響を与えることがあります。例えば、慢性的な肌トラブル(ニキビや湿疹など)が続くと、自己評価が低下し、ストレスや不安感が増すことで、腸内環境を悪化させる可能性があります。また、皮膚のバリア機能が低下すると、外部からの刺激に敏感になり、身体全体の免疫反応が過剰になることもあります。

また、腸は多くのホルモンを産生しており、感情のコントロールにも深く関わっています。例えば、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの約90%が腸で産生されており、これは心の安定に大きく寄与しています。ストレスがかかると胃腸の調子が悪くなり、同時にコルチゾールというストレスホルモンが増加することで、皮膚の免疫力も低下し、肌荒れや乾燥が進行しやすくなります。

腸は外界と内側を隔てるバリアであり、多くの免疫細胞が配置されています。実は私たちの免疫システムの中心的な役割を果たしていて、腸内細菌層、粘膜バリア、上皮バリア、そしてタイトジャンクションなど、複数の防御機構が腸内環境を守っています。

Compare, D., et al. (2024). The Leaky Gut and Human Diseases: “Can’t Fill the Cup if You Don’t Plug the Holes First”. Digestive Diseases. DOI: 10.1159/000540379 より引用)

タイトジャンクションは腸粘膜の細胞同士をしっかりと結びつけることで、有害物質や病原菌が血液中に侵入するのを防いでいます。このタイトジャンクションは実は複数のタンパク質から構成される精巧なシステムです。

主なものとして:

  • ①ZO-1(ゾヌラオクルデンス-1):細胞骨格と結合して構造を支える足場タンパク質
  • ②オクルディン:バリア機能の調節に重要な膜貫通タンパク質
  • ③クローディン:選択的な物質の通過を制御する膜貫通タンパク質(20種類以上存在)

 

これらのタンパク質が協調して働くことで、必要な物質は通し、有害な物質は通さないという選択的なバリアを形成しています。

上皮バリアは腸上皮細胞の他にもいろんな細胞(免疫を司る細胞や粘液を作る細胞やペプチドホルモンを分泌する細胞など)があるのですが、なんと1層しかありません。1層というと心許ないように感じるかもしれませんが、実際には腸内細菌の層や上皮の粘液産生細胞から出る粘液による粘液バリア、そしてタイトジャンクションによって、体内に入ってほしくない物質を締め出し、必要なものを取り込むシステムがしっかりと機能しています。必要な物質の取り込みには二つの経路があります:

  1. 傍細胞経路:タイトジャンクションを選択的に緩めて、細胞の間から必要な物質を通過させる
  2. 経細胞経路:細胞自体を通過させる(特に脂質や小さな親水性の物質)

このような精巧な選択システムによって、必要な栄養素は取り込みながら、有害な物質は排除することができています!

 

<リーキーガットとその影響>

しかし、これらのバリアが弱くなると、腸粘膜の透過性が増し、腸内にある未消化の食べ物や毒素が血流に入り込んでしまう状態、これがいわゆる”リーキーガット症候群”です(Leaky=漏れる、Gut=腸)。

本来は体内や血中に入るべきではない大きなタンパク質や細菌が漏れ出すことで、全身の免疫反応や炎症を引き起こし、倦怠感やアトピー性皮膚炎、ニキビなどの肌トラブル、さらにはブレインフォグと呼ばれる頭にかすみがかかったような状態を引き起こすことがあります。

実はほとんどの人が程度の差はあれリーキーガットの状態にあるのではと思っています。現代の生活習慣(ストレス、睡眠不足、加工食品の摂取など)が、知らず知らずのうちに腸のバリア機能に影響を与えているからです。

このタイトジャンクションは腸だけでなく、お肌にも存在します。皮膚のバリア機能も同様のタンパク質(クローディンやオクルディンなど)によって維持されているのです。お肌もリーキーな状態、つまりバリア機能が低下すると、水分保持機能が低下して乾燥したり、外部からの刺激や細菌に対する防御力が弱まって肌トラブルが起きやすくなります。このように、腸と皮膚は似たようなバリアシステムを持っており、両方のケアが大切なのです。

 

<リーキーガットの改善方法>

リーキーガットを起こさない・改善するためには、以下のアプローチが効果的です:

  • 加工食品を減らす – 防腐剤や添加物・異性化糖(フルクトース)は腸内環境に悪影響を及ぼすため、できるだけ自然な食品を選びましょう。スーパーやコンビニには、従来の加工食品とはかけ離れた『超』加工食品が多くあります。日持ちをさせるためや、食感・色を改善させるためや、味に依存性をださせたり味覚破壊を起こしたりする添加物が入っているものもたくさんあります。とはいえ、毎週ファーマーズマーケットや道の駅に行けるわけでもないので、私もスーパーでお買い物をよくします。できるだけ、手のかかっていないそのままのお野菜や昔ながらの製造方法や原料の調味料や加工食品(この場合は豆腐や納豆など)を選ぶようにしています。不思議と『超』加工食品を避けていると、『超』加工食品の強い味付けが苦手になってきて自ら選ばなくなってきます。なんでもかんでも食べちゃダメ、という息苦しさを感じずに、自分が取り入れる食べ物を選ぶことはとても大事なことという認識を持って、楽しみながら知識をつけて、より自分にとって良いものを選んでいけるようになるといいですね!
  • 糖質を減らす – 過剰な糖分は腸内の悪玉菌を増やし、炎症を促進するため、控えることが推奨されます。特にフルクトースはタイトジャンクションの機能を低下させることが分かっています。私も甘いものが好きでなかなか減らせないのでこまっています。特にフルーツが大好きです。フルーツには健康的なイメージがありますが、実は果糖(フルクトース)がたっぷり含まれています。特に最近のフルーツは品種改良がすすんでより甘くなってますもんね。できるだけ、おやつをフィッシュアンドナッツに変えたり、ささみのジャーキーを作ったりして(犬用と人用を作っており、オーブンに入れるだけなのでとても簡単です)。できるだけタンパク質をおやつに置き換えるようにしています。大好きなフルーツは以前と比べるとずっと食べる量が減ってきました。おやつに含まれる糖分も異性化糖(フルクトース)が多く、少し食べるともっと食べたくなってしまうこともあるので、食べるおやつを選ぶことも大事ですね!
  • 消化を高める – 食物繊維や消化酵素を含む食材を摂取し、消化機能をサポートしましょう。食前に酸っぱいものを摂って胃酸の分泌を促したり、大根おろしなど消化酵素が含まれた食材を食事と一緒に摂ることも効果的です。私は外食などしっかりとご飯を食べる時は消化剤のサプリメント『スペクトラザイム』を使用しています。
  • 良い腸内細菌を増やす・環境を整える – プロバイオティクス(善玉菌)やプレバイオティクス(善玉菌のエサ)を積極的に摂取し、腸内フローラを健全に保つことが大切です。健康な腸内細菌は食物繊維を発酵させて短鎖脂肪酸を産生します。短鎖脂肪酸は腸管上皮のエネルギー源となり、腸の粘膜バリア機能を強化するほか、炎症を抑制し、免疫系の調節にも重要な役割を果たします。特に酪酸は腸管上皮細胞の増殖と分化を促進し、タイトジャンクションの形成を助けることでリーキーガットの改善に直接的に貢献します。日本には納豆をはじめ糠漬けやお味噌など発酵食品がたくさんあります。キムチも身近で手に入りやすいですね!(キムチは発酵させてる風なだけのもあったり添加物多いのもあるのですが)私は関西出身なので、納豆がすごく好きというわけではないのですが、手軽に一品タンパク質が摂れるのでよく食べています。選ぶ基準は国産大豆(北海道産大豆がベター)で納豆のたれは添加物が多いので使ってません。お味噌も常温の棚にあるものは生きている菌はほぼいません。冷蔵保存のには活性のある菌がいる可能性があります。生きている菌がいなくてもお味噌を作る過程で作られた発酵産物が入っているのでまったく効果がないわけではないのですが、私は極力要冷蔵の生味噌を買うようにしています!また、自分で豆乳からヨーグルトを作ったりしています。(クレアラボさんのコンプリートバイオティクスというプロバイオティクスはいきていてヨーグルトに向いている菌も入っているのでヨーグルトができるんです。)
  • 腸粘膜の回復を促す栄養素 – ビタミンA、ビタミンD、亜鉛、そしてグルタミンなどの栄養素は腸粘膜の修復に役立ちます。特にグルタミンは腸の健康維持に最も重要な栄養素の一つとされています。グルタミンは腸上皮細胞の主要なエネルギー源となり、タイトジャンクションタンパク質の発現を増加させることで、バリア機能を強化します。さらに、炎症を抑制し、細胞の修復を促進する効果もあります。これらの栄養素を意識的に摂取することで、腸内バリアの強化が期待できます。食事の改善は一番に大事ですが、やはりサプリメントを入れると回復が早く実感もあります。当院ではグルタミン+肝臓のグルタジェニクスがとっても人気です。
  • 適度な運動を行う – 適度な運動は腸の血流を増加させ、消化機能を改善し、腸内フローラのバランスを整える助けとなります。また、ストレスを軽減することで、腸脳皮膚相関を良好に保つ効果もあります。
  • 質の良い睡眠を確保する – 睡眠は身体全体の修復とリカバリーに重要です。質の良い睡眠は腸内フローラのバランスを整え、腸粘膜の修復を促進します。また、十分な睡眠はストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低下させ、腸と皮膚の健康維持に役立ちます。私は自分の睡眠を見直そうと睡眠を測る指輪をつけて寝ています。そうすると、やはり寝られていない日は気力がなかったり、お肌の調子がイマイチだったりします。運動した日は睡眠の質がよかったりいろんなことに気付かされます!

色々気をつけるところがありますが、本当はとっても基本的なことなんですよね。いきなり全てを改善するのは難しいですが、少しずつ生活に取り入れていきましょう!

 

こんにちは。当クリニック院長の青木由佳です。

じつは当クリニックこの10月で開院6年目を迎えました!

経営の経験もなく、最初は不安でしたが、ここまでクリニックを続けてこられたのは、何よりも私を信じて通ってくださる患者様のおかげです。本当に感謝しております。

もともと開業志向はありませんでしたが、外側からのアプローチのみが重視される美容医療に疑問をもち、「外側からだけでなく、内側からも健康で美しく」、「自分がおすすめしたいと心から思える医療」を患者さんに届けたい。という思いが強くなり、2018年に開業を決意しました。

私が美容に関わることになったきっかけは、当時、自身が副腎疲労で自信を失い、コンプレックスに悩んでいたことです。美容医療は私に「前向きな気持ち」をくれました。そして、自分自身が美容医療に携わる中で、美しくなりより自信をつけられてキラキラと輝く患者さまをみることが、自分の自信につながり、美容は私の天職になりました。

ただし、私自身がそうだったのですが、『醜形恐怖症』のように、自分を受け入れる健康な『心』や『身体』がないと、美容医療も行き過ぎて「もっと変わらなくては」という気持ちが強くなり、不健全な方向に進むこともあります。幸い私は漢方やオーソモレキュラー医学に出会い、健康な心と身体を取り戻すことができました。それ以来、前向きな気持ちで美容医療を楽しめるようになりました!

私がこのクリニックで患者様に届けたいのは、まさに「前向きな気持ち」です。心と身体の健康、そして美容医療を通じて、この思いを届けていきたいと考えています。

 

さてさて、前置きがながくなりましたが、週末はヒアルロン酸注入のセミナーに参加してきました。

(マネキンをつかったワークショップもありました。)

 

講師は、なんと海外からの「Mauricio De Maio先生(デマイオ先生)」!大尊敬する先生のセミナーにとてもワクワクしていました。

デマイオ先生は、ヒアルロン酸注入の分野において画期的な「MDコード」を提唱し、注入部位を解剖学的に考察し、どのドクターでも均一な結果が得られるように体系化しました。これにより、これまで「なんとなく」で行われていた注入が、より科学的で再現性のあるものになったのです。

また、デマイオ先生は「Myomodulation(筋調整)」という考えも提唱されていて、この考えを聞いた時は本当に感激しました。

筋肉には重力に逆らって上方向に引き上げる『挙筋』と、引き下げる『下制筋』があります。

若いうちは平常状態で『挙筋』>『下制筋』なのですが、加齢ととも『挙筋』<『下制筋』になって、口角があがりにくくなって、口角がさがって不機嫌な印象になったりしやすいです。

これは加齢によって、脂肪のボリュームがへったり、脂肪の位置がさがると、筋肉を動かす支点の位置が変わって、

筋肉を動かしにくくなり『挙筋』の引き上げる力が弱くなり、相対的に『下制筋』引き下げる力が強くなってしまうからで、

ヒアルロン酸でボリュームをもどすことで『挙筋』の引き上げる力を戻すことができるのです!

de Maio, M. (2018). Myomodulation with Injectable Fillers: An Innovative Approach to Addressing Facial Muscle Movement. PMCID: PMC5945756, PMID: 29549406.

 

またヒアルロン酸をつかって『下制筋』を抑制することもできます。(抑制はボトックスの方が向いていますが、ヒアルロン酸で形を整えることで骨格的にでやすいシワを補正することができる。額とか顎とかガミーとか。)

デマイオ先生と同じように、ヒアルロン酸をいれていたはずなのに、こうやってヒアルロン酸をボリュームを補填するだけでなく筋肉を調整することができると分析し、それがなぜなのかをきちんと解明されているのが本当にすごい。

自分がちっぽけな医者であると痛感したとともに、デマイオ先生のような視点を忘れてはいけないなと感銘をうけた論文でした。

講義でデマイオ先生は「ヒアルロン酸注入はピアノ演奏と同じ。Practice, Practice, Practice(練習、練習、練習)が重要だ」と繰り返していました。私もこの言葉を胸に、常に学び、患者様に満足していただける結果を届けるために精進していきたいと思います。

 

セミナーでは、ヒアルロン酸のみでお顔全体を整える「トータルフェイシャルアプローチ」として、11本使用するケースが紹介されました。しかし、実際の患者様には金銭的な面からも、11本はなかなか難しいのが現実です。また、老化はさまざまな層で起きているため、ヒアルロン酸だけで全てを補うのは限界があると考えています。

当院では、ヒアルロン酸に加えて、スレッドリフトやHIFUやRF(デンシティ)などの熱による引き締めデバイス、さらにはレーザー治療やそしてお肌自身の成長する力を補助するための内側からの美容医療と生活指導を組み合わせて、総合的にアプローチしています。

ヒアルロン酸は即効性があり効果が実感しやすい治療で、患者さんと直後から変化の喜びを共有できて私も大好きな治療です。

変化を感じるためには患者さんの状態にもよりますがやはり、3~4本くらいは使用してほしいなということころはあります。製剤によりますが、1~2年ほど持続するため、コストパフォーマンスも良好ではあるのですが、3〜4本となるとやはりお値段がそれなりにします。。。

ですので、少しでも受けていただけやすいよう、本数に応じて割引をつけています。

さらに、お写真を使わせていただけるモニター様には通常の本数割引+10%モニター価格を設定していますので、気になった方は是非ご相談くださいね!

 

こちらはアラガンのジュビダームバイクロスでのお値段でお出ししていますが、

ガルデルマのレスチレンシリーズでも本数割引・モニター割りの適応ができます!

 

 

 

 

 

こんにちは!当クリニック院長の青木由佳です。
紫外線がだいぶ落ち着いてきましたね。 夏場は強い紫外線により、メラニンをつくる「メラノサイト」が活発に働き、肌には「メラニン」が増えがちです。このメラニンはシミの原因となるため、美容皮膚科では「メラニンの生成を抑える」という言葉をよく耳にします。そのため、メラニンが悪者のように感じるかもしれませんが、実は大切な役割を果たしているのです。

メラニンは、紫外線による細胞のDNAダメージを防ぐために作られています。肌の色が薄いコーカシアン(以前は”白人”と呼ばれていましたが、現在はより適切にこう表現します)では、メラニンが少ないため、紫外線の影響を受けやすく、皮膚がんのリスクが高まります。また、メラニンは抗酸化物質として、活性酸素を除去する働きも持っています。このように、メラニンは私たちの肌を守るために存在しているのです。

しかし、紫外線を浴び続けることでメラニンが過剰に生成され、メラニンが表皮の「ケラチノサイト」(角化細胞)に蓄積されると、ケラチノサイトの増殖が遅くなり、結果として色素沈着が残りやすくなりシミとなります。メラニンがお肌を守るためにできるとはいえ、この不均一な色むらは外見的によろしくありません。また、メラニンができているということは、紫外線の影響でお肌がダメージを受けており、修復がうまくいかなければ老化が進んでしまうということです。

なので、やはり夏場は紫外線対策をしっかりとするのが大事ですね。紫外線対策には、ノンケミカル・吸収剤フリーで散乱剤のみを使用した日焼け止めを使用することを推奨します。さらに、「飲む日焼け止め」には、シダ植物由来のポリポジウム成分が含まれた「ヘリオケア」が有効です。この成分には科学的な裏付けがありますが、他の飲む日焼け止めについてはエビデンスが少ないため、私はポリポジウムのものを推奨しています。

夏場は、メラノサイトが活性化してメラニンを作りやすい状態になっているため、黒いメラニンをターゲットにするレーザーを行うと炎症後色素沈着が出やすくなります。そのため、夏場の紫外線が強い時期にはシミ取りを希望される方にも「もう少し待ってね。今のうちに炎症後色素沈着が出にくいお肌作りをしていこうね!」とお伝えしています。

紫外線によるダメージを修復し、極力抑えるためには、創傷治癒や抗炎症作用のある「リズネ」などのPN製剤、お肌を作る「ECM製剤」、栄養分をしっかりとお肌に浸透させるエレクトロポレーション「ケアシス」、お肌の機能を改善させていくニードルRF「POTENZA」などをおすすめしています。

そしていよいよ!紫外線が落ち着いてきました〜! みなさま、お待たせいたしました!!!シミ取りの季節ですよ!

当院には「ディスカバリーピコ」という素晴らしい機械があり、さまざまなモードで使用できます。

  • 丸いスポット状のシミには、532nmのピコレーザーでのシミ取りスポット治療!
  • ぱらぱら全体にある方には、694nmのルビーフラクショナル治療がおすすめです。

ルビーフラクショナルはピコレーザーではなく従来のQスイッチレーザーというタイプですが、フラクショナルという点状にレーザーが出るのが特徴で、点の部分は強く反応し、周りは正常組織のためダメージが少なく広い範囲に照射できます。そのため、全体にぱらぱらとあるシミに効果的です!

こちらが症例写真1回の経過です

 

赤みは直後に出ますが、1〜2日でだいぶ落ち着き、テープを貼る必要もありません。もちろん、シミ取り治療は1ヶ月後に炎症後色素沈着が出ることが日本人では6割程度と言われていますので、できるだけ炎症後色素沈着を抑えるために治療前のプレトリートメントや治療後のポストトリートメントも大事です!

私も早速ルビーフラクショナルを受けましたので、ダウンタイムをお見せするために写真を撮ってみました。私の場合、翌朝にはほんのりした赤みがあるくらいで、あまり気にならない程度でした。この赤みは個人差があります。

シミが多い方は、シミの部分が少し黒っぽくなる感じがあります。

ルビーフラクショナルに使用するルビー694nmという波長はメラニンへの吸収が高いため、シミに反応が良いのですが、同時に炎症後色素沈着も起きる可能性があります。その方の肌質やメラノサイトの状態、さらには血流の悪い顔の外側が炎症後色素沈着が出やすい傾向があります。

そのため、当クリニックではルビーフラクショナルをピコフラクショナルとのコンビネーションで行っています。(博多のBTCクリニックの西田先生が提唱されていて、取り入れました!)患者さんによって、顔の外側にシミがあまりない場合や、鼻の部分のシミがなく毛穴が気になるといった場合には、ルビーフラクショナルではなくピコフラクショナルで対応しています。ピコフラクショナルは1064nmの波長で、メラニンに反応しますが比較的弱いため、炎症後色素沈着が起こりにくく、良い感じに色むらを取り除いて明るく均一な肌にしてくれます。

 

ルビーフラクショナル(ピコフラクショナルとのコンビネーション)

お値段はこちらになっています。(炎症後色素沈着を抑えるためのトラネキサム酸やビタミンC・ビタミンEの内服は別途かかります)

 

看護師施術のクリニックが多いかと思いますが、ルビーフラクショナルは出力設定が難しいため、当クリニックではドクター施術にしています。

紫外線が落ち着いていくこれからの季節におすすめの施術です! シミが気になる方はぜひご相談くださいね!